便利と守秘【半蔵門ビジネス雑談】20180703
会議の記録は大事だ。
組織の備忘として、プロジェクトを確実に進めていくために、また、各自の備忘としても、何かあった際の証拠としても、議事録は非常に重要な役割を果たす。にも関わらず、これまでずっと効率化の対象からは重視されてこなかったし、画期的な解決策もないまま、新人の勉強と称した二次的な位置付けとされてきた。
しかし、会議にデジタルなツールが普通に導入されてきているので、それらとの組み合わせで効率よく、正確に、記録し、共有できるようになってきている。
そして、専門的な議事録とりビジネスがあり得る?という思いつきを述べたばかりだったのだが、ここにもAI化により一気に進むかもしれないという記事。
米国の話なので英語ベースでの機能だが、日本語版も開発するところが出てくるに違いない。できたらかなり便利だ。
ところで、これらはAIを使うとなるとその学習された結果の知識ベース?データベースを使うことになり、速度を保ち、かつ最新データを使うとなるとクラウドは必須だ。
そこで気になる情報の守秘。クラウドである限り、いつもハッキングの危機はあると思わなければならない。重要な守秘性の高い会議で使うならば、ネットワークから遮断して閉じた環境で行わなければならない。いろいろと制約が出てきそうだ。
便利をとるか守秘性をとるか。いつでも悩ましい。