シンポジウム、カンファレンス、フォーラム【半蔵門ビジネス雑談】20180709
新入社員のころは、年に何回か業界の展示会に行くのにワクワクしていた。それも展示物そのものではなく、「賑やかなイベントに仕事としていける」というお得感覚。ビッグサイトができる前の晴海埠頭の展示場。漫才タレントなども集客のための出し物できていて、ノベルティグッズももらえて、兎に角楽しかったのだ。
いつのころからか、展示会には行かずに、シンポジウムやカンファレンスと呼ばれるイベントのほうが増えてきた。製品からソフトウェアに、そこからソリューションやサービスに移っていったため、物体を見せて買ってもらうのではなく、考え方や企業文化、方法論などが売り物の本体になっていったためだ。
当時は、あまり名称の意味を考えずに出席していたが、シンポジウム、カンファレンス、フォーラム、セミナー、それぞれ違うものだ。その違いはなんなのか、簡単に調べてみると。。。
シンポジウム
研究発表など学術的な内容が主だ。基調講演があり、テーマ別の研究発表などがあったりする。研究発表をした人がさらにより突っ込んだテーマについて、議論を戦わせたり、意見交換したりするパネル形式のディスカッションが行われる場合も多い。後述のカンファレンスでも同じようなメニューとなるが、シンポジウムは聴衆の前で行われるものが多い。
関係しているところでは、日本ADR協会シンポジウムなど。
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(日本ADR協会主催シンポジウム)
ADRによる紛争解決―到達点と可能性
~ADR法施行10年を迎えて~
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カンファレンス
内容や構成はシンポジウムと同じような会議の形式をとる。カンファレンスは関係者のみが出席する形式になる場合が多い。聴衆が入る場合は有料となっていることもある。
フォーラム
こちらは、情報交換、意見交換を行う同じテーマの研究者や実践者のグループをさす。フォーラムが主催するシンポジウム、カンファレンスという関係になる。
ODR FORUMなど。
FORUMが主催するカンファレンスの例。
パネルディスカッション
シンポジウム、カンファレンス内で実施される、専門分野別のパネリストと進行役のコーディネーターによって行われるメニューの一つ。
セミナー
講師対受講者の形式で行われる。会議というよりは、授業形式の情報提供が行われる。有料の場合が多い。
だんだんと面倒くさくなってしまい、なかなかこうしたイベントや交流の場に出て行かなくなってしまったが、もう少しだけ、今年は頑張る所存。
よし!!!