シニカルに働き方改革【半蔵門ビジネス雑談】201807217
サイボウズのアリキリシリーズのアニメによる働き方改革への皮肉を込めた、込めてもいないか?笑 ゆるいアニメ4本。声も力入ってない、今風の親しみある会話でニヤニヤしながら見てしまう。働き者アリさんと働くことに目覚めたらしいキリギリスさんの対話からできています。
残業
プレミアムフライデーで、3時には退社するルール。お客さんを連れてきたありさんは自分の巣穴がおちてきた泥で塞がれている。中から穴を掘っているといいつつ、「今日は3時に帰らなくちゃいけない」のでみんなテンパっているという。
3時に会社を出るけどPC立ち上げたまま近くのカフェにいくと、全員自社社員と笑う。
女性活躍
地上に出てきた女王アリがアリさんと立ち話。知り合いの会社から女性社外取締役の依頼があるが、みんな形だけでなにやってんだか。そもそも女王アリは「いつから女性活躍していると思っているのよ」と、パンケーキを食べに出かける。
イクメン
強制的にイクメン休暇を取るが、子供が大きくなると家にいるとうるさがられるので出社しようとしたら、制度を守れない会社と思われたらどうするんだと上司が叱責。誰のための制度なんだと憤り。そこへセミのご近所さんが帰宅。どうやら明日からイクメン休暇らしい。でも、セミのイクメン期間終了は7年後?
複業
複業ができる余裕があるのは本業が働いていないからじゃないか?という上司たちのセリフ。でも、ITなどを駆使すればいくらでもできるじゃないかということにみんな気づいている。
裁量制
これはまだビデオはない。そのうちでてくるだろうと思うが、成果を出すことを条件に裁量労働し時間に縛られない。が、成果が出なければ今まで以上に働くことになりそう。早く終わった人は終わらない仕事を手伝うようになるのではないか。結果、遅い人にひきづられる。マイナスのスパイラル。
早く終わるために工夫する、スキルアップする、そしてみんなが早く自由になる。新しい工夫をする、次の段階に発展する、という風にうまく廻っていくようになれるかがポイントだ。プラスのスパイラルにしないといかん。
ところで、サイボウズといえば、1998年ごろ初期のグループウェアとして導入したのを思い出す。質問やクレームで電話をするといつも営業担当で、現社長の青野さんが出てきたのを覚えている。