日本で初めてのODR国際シンポジウム【半蔵門ビジネス雑談】20180822
実はかなり感動している。
1999年にはODRなどその言葉すらしらなかった。他のバズワードのように耳にもしなかった。当時はイスラエル企業との企業紛争の証人としていったりきたりをしており、テロの危険もあり、なんとか遠隔で証言ができないものかと思っていた。
紛争自体が終了したあと、経済産業省の「ODR研究プロジェクト」をお手伝いした際に今回のシンポジウムにも出席するECネットワーク理事の沢田さんも参加していて、その後、独立する際にODRを扱う会社にしたのだ。さっそく沢田さんからアメリカでの調査を委託され、これまた今回も出席するアメリカでのODRの実務家/研究者であるコリンルール氏にお話を伺いったのが始まりの始まりであった。これが2008年。10年前だ。
その後、毎年、ODRフォーラムに足を運び、人脈を広げ、日本でのプロジェクトに関わり、少しずつ関係する人が増えてきつつあるものの、盛り上げるには我が力不足もあり、心折れそうな場面もあった。
しかし。
ついに。
9月21日(金)午後、一橋大学グローバル・ロー研究センター主催の、日本で初めてのODRに関するシンポジウムが開催されるのだ。
しかも、今回のシンポジウム、折しも、日本では、今年から司法のIT化プロジェクトが始まり、モデレータはその座長の山本和彦先生、立教大学の早川教授は、UNCITRALのODRに関するワーキンググループの日本代表で、APECのODRプロジェクトにも関わっている。ジャネットマルチネス教授は、紛争システムデザインというアプローチでニーズから紛争解決システムを設計していく考え方を紹介してくれる。司会兼シンポジウム仕掛人の渡邉さん、経産省の羽深さんはマルチネス教授のスタンフォードでの教え子。森弁護士は、7月に日本ADR協会主催のシンポジウム「ITはADRの利用拡大につながるか? 」 http://japan-adr.or.jp/katsudohokoku20180713.html
で、 パネルディスカッションのモデレーターを務めるなど、現時点でのベストな人選ではないだろうか。
で、 パネルディスカッションのモデレーターを務めるなど、現時点でのベストな人選ではないだろうか。
参加無料、同時通訳付きなので、 奮ってお申し込みください。
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