否定する人々【半蔵門ビジネス雑談】20181018
飲み会の席で多い堂々巡りの会話のきっかけは、A氏の主張に対してB氏が
「こういうことか?」と確認すると、
「違うんだよ〜」という否定の相槌。
そして、否定のあとに来る内容は、否定した相手が言ったことと全く同じだったり、先ほどの内容とは全く違う内容や別の話だったりする。B氏はなんとか理解しようと、また「こういうことか?」と確認すると、
「違うんだよ〜」という否定の相槌の繰り返し。
議論白熱のようでもあるものの、もしかすると満足感は得られているのかもしれないが、まじめに理解しようとしているほうは、虚しい時間を過ごすことになり、あまり精神衛生上はよろしくない。
こういう人は一定数いるようで、3年前に書いた記事でも、昔いた上司のことを書いている。
ブロゴスというブログサイトにも同じような記事が最近でていたのでこちらもご参照を。
筆者は日本人だからという仮説、男女差による仮説、保守的仮説などに触れている。コメント欄も活発で、ディスカッション的かディベート的かという捉え方もある。
言えるのは、否定者がいると議論が白熱し、思わぬ方向性が見いだせることもあるが、否定者のレベルが高くないと、話が混乱するだけで時間だけが過ぎていく傾向もある。
これまでであった否定者に共通しているのは、ロジックができていなくて、感覚的な経験値をうまく言葉にできていない人々だということ。若者だったら少しでも助言して手助けしようと思うけど、いい年齢のおじさんおばさんの場合は、早く時が過ぎるのを待っているほうがよいかとも思ってしまう。
でも、人間的には純粋で実は気弱で甘えん坊のいい人が多いことも付け加えておきたい。