イノシシのカフリンクス【つれづれ】20190223
ストックホルムの中央駅周辺の街中、ハンターの店があった。ライフル自体は置いていなかったが狩猟に行く人が身につける服や道具などが豊富に置いてある。オーバーコート、手袋、ハット、ハンチング。。。それらに混じってカフリンクスがたくさんあった。銀製の高価なものが中心だが、中にイノシシの柄。
ショーケースから出してもらって眺めてみる。イノシシ部分は銀ぽいものを彫ってあるようだ。
「イノシシが好きなのか?」と聞かれたので、「日本では干支というのがあって、みんな自分の干支があるのだ」と説明すると、「素敵な考えだな」と感心している。
でも、「ここではイノシシは狩の対象で、だからこそ敬意を評して、キジと並んでハンターの身につけるものに刺繍や彫り物などで飾られる」のだそうだ。それも素晴らしい考え方だ。
仕事は狩に似ているかもしれない。これを身につけて、狩にいってくる。