盆と寺【つれづれ】20190901
少々時期はずれるが、迎え盆の話。
当家の菩提寺は妙光寺という。
お盆に先祖を迎えにいく。お墓でろうそくを立て火を灯し、そこからもう一つのろうそくに火を移す。そして、その火を提灯に入れ、火がついたまま持ち帰り、仏壇に移す。これが迎え盆の方法。車で15分ほどだが、あまりろうそくが短いと、燃え尽きてしまうこともある。あるいは、短くなりすぎて、手でろうそくをつかめなくなることがある。
現在の住まい横浜では、迎え盆はお墓まいりはするが、ろうそく方式ではなく、家の前になすで作った馬と柿の葉でつくった船を供え、ここでろうそくを灯して、迎える。
いろいろな方式があるが、どれもよいと思う。
何世代も先祖がいて今の自分が生まれた。その繋がりが自分の子に、その子に、引き継がれていく。連鎖の一つを担っている。
(はてな記事 1622)