スカイプ事始め【半蔵門ビジネス雑談】20191105
司法のIT化やADRのIT利用で一番入りやすいのは、対面交渉時のTV会議利用だろう。
ツールとしての選択肢は多い。Skype、Google Hangout、Liveon、Zoom、blue jeansなどどれも無料で使用できるし、操作方法もそれほど難しくない。
とはいえ、使用するのが初めてで周囲に利用者がなく質問する人もいない場合には、とまどうだろうし、それが理由で使いにくいという理由にすり替えてしまい、使い始めない人も多いと推測する。
上記リンクにもあるようにすでに非常に多くのTV会議システムやサービスが稼働している。無料で利用できるもの、事前にダウンロードが必要なもの、都度メールアドレスで呼び出せるもの、専用システムや機器を必要とする高度高機能なものなど、いずれも、複数PCから参加できる。
安定性、操作性など使い勝手自体はもう大差ないといってよい。むしろ事前の準備をしないで、その場で突然使おうとする場合に、ちょっとした違いで戸惑うことで時間を無駄にするケースを多く見かける。
ここではSkypeについて、使い始めまでの一連の手順を記しておく。全ての前提として、機器が有線またはWifiでインターネットに接続されていてアクセスできることは必須である。
ダウンロード
まず必要なのは、使用するPC機器にアプリケーションがインストールされていること。インストールするためには、そのアプリケーションをダウンロードする必要がある。
ダウンロードは機器によってWindows用、Mac用、Linux用などを選択してダウンロードする。
ダウンロードしたら、そのファイルを起動してインストールする。インストールする方法は機器によって少し異なるが概ねガイダンスに従えば行える。
アカウント取得
Skypeを使うにはログインする必要があるため、そのアカウントを取得する必要がある。
事前に、emailまたは携帯電話番号を用意しておく。これにより本人確認用にセキュリティコードを受け取るためである。したがって、メールを受け取るPCか携帯電話がないといけない。
1 Skypeを起動(インストールしていない場合はインストールする)
2 ログイン(サインイン)画面が表示される。
最初はサインインするアカウントがないので、
「アカウントをお持ちでない場合、作成できます。」
の”作成”をクリックする。
3 emailまたは携帯電話番号を使ってアカウントを登録する
メールまたは携帯電話のSMSにセキュリティコードが送られてくるので、それをPCの該当画面に入力する。
4 氏名など必要情報を入力
これで、アカウントが作成された。
接続先を探し、承認を得る
5 接続する相手先を名前、スカイプ名、メールアドレス、電話番号などで検索し、連絡するボタンで相手側の承認を申請する。
6 相手が承認すると連絡先に現れる
これで、通話をするために呼び出すことができるようになった。
相手を呼び出す
左側、連絡先欄の相手がグリーンがついていると相手もオンラインになっている
7 右上のビデオマークで接続する
・相手が出てくれないと繋がらない
・複数拠点からの会話の場合、右上の「人に+マーク」で「ユーザーを会話に追加する」で呼び出す。
複数拠点を接続すると、右上に小さく自分の画像、中央には接続先が均等サイズで表示される。下記画面例では、右上が自分、画面左右に拠点1と拠点2が表示されている。
これで会話が始められる。
よくあるトラブル
・画像がコマ送りになる、画像が止まっている、音がぶつぶつ途切れて聞こえる
特にネットワーク回線が大きくない場合や多くのアクセスが集中している場合に帯域がとれずに画像がコマ送りになったり止まったりする場合がある。他のネットワーク利用者が多い場合は、利用を控えてもらうなどが必要となる。
特に、WIfiを使用している場合は、複数の利用者が使用しているので回線帯域は狭くなる。安定品質を得るには、有線 LANに接続しておくようにしたい。
・ハウリング
スピーカーからの音をマイクが拾ってしまい、それが増幅されてハウリングが起きる場合がある。また、部屋の壁面によっては、音が反射してこれも増幅の原因となる。自分側、相手側のスピーカー音量を調節したり、マイクの感度を調節したりして調節する。
また、窓にカーテンやブラインドがある場合はそれを閉めることで、ハウリングが軽減する場合もある。
・相手の画像が見えない
画面下部に、ビデオミュートボタンがあるので、オフになっていないか確認してもらう。オンにしてもらう。
・自分の画像が相手に見えないと言われる
画面下部に、ビデオミュートボタンがあるので、オフになっていないか確認し、オンにする。
・相手の声が聞こえない
画面下部に、マイクミュートボタンがあるので、オフになっていないか確認してもらう。オンにしてもらう。
・自分の声が聞こえないと言われる
画面下部に、マイクミュートボタンがあるので、オフになっていないか確認し、オンにする。