ウォッチテーマ(2019下期)【半蔵門ビジネス雑談】20191107
2019年下期もすでに1ヶ月経過。情報収集、情報発信のテーマをいくつかあげておく。
まずは、
1.ODR。
社名でもあるしそのために作った会社でもあるし、しかし、最近世の中が動き出しているのに、どーも意欲がわかないな。
日本経済生産性本部が主体となって、今後ODRをどうするかを検討しているとのこと。第一回の会合が行われ、諸外国の事例やAI連携事例などが紹介されたようだ。活性化「推進」ではなく、活性化「検討」。どのように活性化するかを検討している。。。んだよね?まさか、活性化させるかどうか検討している。。はずはないない。ないよ。
2.地方創生。
出身の群馬県沼田市に仲間と設立した会社の活動に関係したこと、地方をいかに盛り上げるか、いかに地方でのIT化を進めるか、いかに新たな事業を推進していくか、など。
あるいは、以前に盛り上がった地域通貨がデジタル技術で復活する可能性もある。
地域のお金を地域で回す。これまで住民の稼いだお金が周辺の異なる地域の巨大ショッピングモールにばかり落ちていく構図を変えられるかもしれない。これまでもそうした動き=記事ではままごとという、はあったのだが、キャッシュレスのインフラが整ってきた今、デジタル地域通貨も定着するかもしれない。
そういえば、以前にふるさと創生で盛り上がっていたころは、ふるさと納税で巨額の寄付を得た地域が騒がれていた頃かな。国が補助金を停止するなど規制に動き始めてから、返礼品目当てであっても納税(厳密には寄付か)で地方が活性化するのはダメよという方向に動いたためか、盛り下がってきたように感じる。やはり、きちんと地方に人を呼ぶ、人口を増やす、定着させるという王道が改めて目指されるべき。。。なのだろうか?
海外研修生によるインバウンドリクルートも問題を抱えているようだし。どーなるどーする?
3つ目は、
3.働き方。
災害時の通勤はいまだに問題となるが、いかなければいいじゃないかという簡単な問題でもない。リモートワークも技術的にはいくらでも実現環境になっているが、なかなか進まないのがもどかしい、また子育てのための周囲の環境、仕事との関係、経済的な課題などは、人それぞれの事情もある。
様々は制度が起案され試行されている。
一方、ちょっとの工夫で達成できるのでは?という仮説的自説。
そして、
4.様々なテクノロジーとその新しい活用。
例えば、自動通訳の機器。
国際的なイベントカンファレンスに出席すると同時通訳のレシーバーを貸してくれる。チャンネル1が日本語、チャンネル2が英語など切り替えられて、同時通訳ブースから同時通訳専門スタッフがリアルタイムで2ヶ国語の通訳をする、あれだ。
通訳者は経験も必要な専門職なのでまだまだ人間の力が重要だが、クラウド環境とスマホアプリを活用して、レシーバー、通訳ブース、それらにまつわる準備費用が不要になるという。
会場音声をクラウドに上げて、それを別の場所の通訳が聞き、翻訳して話した内容を再びクラウドに戻し、その内容を各自のスマホで聞く。
コストも運用の手間も下がるはずだ。懸念はノイズなどを含んだ音声がクラウドにちゃんと上がるかどうかかな。
というわけで、下期ウォッチテーマは4つ。
- ODR
- 地方創生
- 働き方
- テクノロジー活用
あと、休みの日はつれづれなるままに。