本人限定受取郵便【半蔵門ビジネス雑談】20200313
というものを初めて受けとった。
受け取るのが初めてであるどころか、そういう方式があることを知らなかった。
文字通り、受け取る本人が直接受け取ることを前提としているが、受取人が指定した代人1人が受け取ることもできる場合がある。基本型、特例型、特定伝達事項型とあり、特定伝達事項型の場合は、代人を指定できないので必ず本人が受け取る必要がある。
受け取る場合は、郵便局に出向くか、日時を指定して配達してもらうかの2種類。例えば、金融取引口座の重要なコードなど、機密性の高い情報を伝達する場合などに利用される。
今回、私は受け取ったのは、クラウドファンディングに投資するための口座開設に必要な認証コードだった。
面白いと思ったのは、その伝達方法。
通常の郵便で、本人が受け取るようにする場合には、配達人が郵便を配達して受け取る際に本人確認をするという方法になるだろうが、本人限定受取郵便の場合は、以下のd手順になる。
1)まず、「本人限定受取郵便がある」という通知が郵便でくる
2)記載されている受取方法(郵便局か日時指定郵送)を選択し、後者の場合、電話でその旨を伝えて配達日時を通知
3)郵便局に出向くか、配達日時に指定配達場所にいる
4)本人証明書類(免許、パスポート、マイナンバーカードなど)を備える
この方法はある意味何度も配達に訪れて持ち帰るということを避けられる。宅配で不在で持ち帰るのを避けられるかもしれない。と、一瞬思ったが、なるべく早く届けたいものには不向きだろう。通知郵便、連絡、受取と少なくとも3日かかってしまう。不在リスクはあれどまずは持ってきてもらうほうが最短で受け取れるからむしろ置き配や宅配ボックスのほうがいいのだろう。
コードレベルのものなら、ネットで送れば?とも思うが、認証コードを送るために別の認証コードや暗号鍵を送る必要がでてきてしまうことになり、やはり郵便の本人限定はまだまだ役目があるのだろうな。