半蔵門御散歩雑談/ODR Pickups

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、台湾たまにロードレーサーの話題など、半蔵門やたまプラーザ付近を歩きながら雑談するように。

夜の街でお水を一杯

夜の街でお水を一杯【半蔵門ビジネス雑談】20200416

 

緊急事態宣言下の自粛で飲み会はすべてキャンセルなので、せめて話題として夜の街のネタ。

 

年度末は、飲む機会が増える。普段、あまり会えない方々とも、年度末という大義?のもと、一年を反省し語り合い、無事を喜び来年度への決意を新たにするために、夜の街並へ繰り出すと、考える事は皆同じ。同輩たちがふらふらと、しかし颯爽と闊歩している。

夜の街で大人達が屯する場所は、様々だ。
多くは、拠点となるオフィスの有る場所を中心に、おそらくは駅までの帰り道あるいはねぐらに帰りやすい駅を中心に、近辺のネオンの街並に引き寄せられていく。従って、渋谷に事務所があれば渋谷で、神田に事務所があれば神田に、そして、赤坂にあれば赤坂に。。。と事務所to(2)駅の法則が主流だと思われる。

私の場合、ここ10年ほどで、飲みにいく場所も変わった。一つにはオフィスの場所を渋谷から、半蔵門に移転したこと。
元々20年以上勤務していた会社が渋谷にあるため、社交拠点=お得な店も、馴染みの店も、隠れ家も、殆どが渋谷周辺、恵比寿や表参道、代官山付近。

ところが最近は、赤坂あるいは永田町、麹町あたりでひっそり。。というパターンが増大した。これは、オフィスの場所から歩いていけるというのが主な理由だが、もう一つの大きな理由は、娘たちが社会人になり、飲みにいくテリトリーにConflictが生じたことです。

万が一。。。万が一だが、酔って頭にネクタイのハチマキをしている姿を娘に見せるのは憚られるし、彼女の異性のオトモダチに出くわす心の準備も出来ていないので、少しコスト高ではあるが、出くわさない方面に変更した次第。

ところで、私が社会人になったころ、まだウーロン茶やミネラルウォーターのペットボトルはなかった。夜の街、夜の店で飲み過ぎた私が、「水を一杯」とお願いすると、ボーイさんが水道からコップに水を注いでくれた。勿論無料。
 
ところが、1981年2月伊藤園から発売された缶入りのウーロン茶、1983年の六甲のおいしい水の登場により、「お水頂戴」にも新たな法則が導入されたのだ。

「お水頂戴」
「ウーロン茶かおいしい水でいい?」
「いいよ」
「500円ね」
「。。。」

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それまでも水割り用に業務用のミネラルウォーターはあったと思うが、1980年代初頭のこの商品の登場により、タダの水は夜の街にはなくなったのだ。

  *   *   *

その昔、ヨーロッパに旅行して食事中に水が飲みたいと思って注文すると、どうしても炭酸入りのペリエが出てきてしまい困ったものだ。現地のガイドさん曰く、
「食事中に水を飲むのは、アメリカ人と日本人、あとは犬だ」
 
と言われてしまった記憶がある。