自粛と在宅と月額固定契約【半蔵門ビジネス雑談】20200430
コロナ自粛で徐々に在宅ワーク推奨の会社が出始め、緊急事態宣言で一気に在宅ワークの会社も増えた。弊社顧客先でも在宅ワークをしているところが多い。消費者を直接相手にしないB2Bビジネスだから仕事は止まっていないのだ。
自粛は、あくまで自粛。自分から出社を控えているかたちだ。だから外部との関係は基本的には変わらないということ。在宅でできることは在宅で、業務上必要が生じれば出向く、あるいは出向いてもらうことになることを前提としている。
緊急事態宣言は、いくつかの法的効力を含んでいる。ただし、東京都でも、企業等に対しては、自粛要請という表現をとっていて、あくまで要請だ。要請で自粛している。しかし、日本の場合、同調圧力的に、休まないと白い目。。ではある。ソフトな強制。
社員の方々も在宅ワークとなる。必要に応じてオフィスに出てくる。それは、業務上の個別の都合や、シフト的にオフィスに出る当番などで調整されている。
ここで、考えなければいけないのは、当社と「在宅ワークとなっているお客様」との関係だ。
この状態は、お客様にとって休みではない。休業はしていない。あくまで出社を自粛し、自宅で業務を遂行しているのだ。
当社とお客様との契約関係は、ITサポートである。業務を遂行している間に生じたIT関係のサポートを行う必要がある。オフィスに訪問することはないが、電話、メール、TV会議などでサポート要請に応じる必要がある。
5月も同じような状況が続くだろう。
全国が在宅ワークモードとなった今、間違えてはいけないのは、
お客様は、在宅で、業務中なのである。
だから我々も勤務中なのだ。
この市場環境でお客様の業務も影響を受けている。もし、こちらも休みムードになってしまっては、当社と契約している意義はなくなってしまう。
実は、月額固定契約ビジネスの危機的正念場である。