購入決定の迷路【半蔵門ビジネス雑談】20200501(はてな記事 1865)
家族用の車として乗ってきたフォードエスケープ。購入から17〜8年、もう12万kmの走行で、燃費も4−5km。しかも、フォード社は日本から撤退してしまい、修理はかろうじて、プジョーの工場でやってもらえるが、そろそろ買い替え時期かなと思っていたところ、追い討ちのように走行後に冷却水を補充する頻度が早まってきた。やむなく買い替え検討に入る。紆余曲折はあったのだが、どういう要素で決めることになったのかを、マーケティングの参考に備忘録的に。
欲しい車はあるか
一つの理由には、孫が生まれたことがある。もしかするとうちの車でドライブに出るかもしれない。孫を乗せることがあったら嬉しい。車が原因で乗せられなかったら悲しい。最近のチャルドシートは専用の固定装備が車側についているそうで、中古車(個人的には古いやつが欲しいが)ではなく新車が選択肢。新車の中で欲しい車。。。形が個性的で趣味に合わないといやなのだ。最近の車は燃費を追いかけた結果、空気抵抗を考慮して、どこのメーカーもみんな丸い、流線型。変わりばえしない。
いくつか国外メーカーの欲しい車はある。ドイツ車、英国車SUVが目に留まっている。値段は両者とも結構高い。英国車がやや安いかな。
多分最後の新車か
もう還暦だし新車を買うのは最後だろう。だったら、欲しい車に乗りたい。
予算
もちろんできれば少しでも安いほうがいい。しかし、値段を犠牲に欲しくもない車は買いたくない。それだったら買わなくたっていいのだ。
知り合いから買うほうがいい
高い買い物だ。知っている信頼できる人から買ったほうがいいだろう。
以前から付き合いの深いセールス。フォード社を購入し今はプジョーにいるご近所のセールスウーマン。しかし、プジョーに欲しい形がないのだ。
娘婿は大手メーカー。そこから買ってあげれば成績にもなる。しかし、同じく欲しい形が少ない。かろうじて、大型のSUVか。見積もりをもらって見る。ランクを落として下位車種も。しかし、この値段でこの形。心情的には買ってあげたいが。
しかしやっぱり(前の葛藤に戻る)なんでもいいわけではないのだ。
もう還暦だし新車を買うのは最後だろう。だったら、欲しい車に乗りたい。
今の車を愛している
長年乗ってきた。家族との思い出もつまっている。乗れるだけ乗ろうか。。
予算2
他にお金が必要な要素もでてきた。少しでも安いほうがいい。もしかすると、身内割引で安くならないか? あるいは古い付き合いのセールスウーマンに再度相談してみるか。
しかし、値段を犠牲に欲しくもない車は買いたくない。それだったら買わなくたっていいのだ。
堂々巡り。
下取り?
誰から買うにせよ、下取りが高いほうにしようか。しかし、流石に10万km越えの20年落ちで、カーナビなし、修理会社なしでは、よほどの趣味人でないと大した値段はつかないか?
付き合いが深くても、値段が安くても、欲しくない車ならいらない。かくして、最初の欲しいフラグが立っていた車に意を決したのだった。
さて。
今年も頑張っていきましょう。
(はてな記事 1865)