Macのタイムカプセルとタイムマシン【半蔵門ビジネス雑談】20200820
コンピュータを使用している以上、データのバックアップは重要だ。
しかし、毎日手動でバックアップをするのは大変だし、忘れたりもするだろう、結果忙しくて後回しにもなる。そしてそんな時に限ってデータが壊れたりする。そんなわけなので、データバックアップは自動的に行うのが得策だ。
Macの場合、「タイムカプセル Time Capsule」と「タイムマシン Time Machine」という夢いっぱいの名称の製品が用意されている。
タイムカプセルは、薄型の白い正方形。
モニタやインジケータはない。オンオフのスイッチもなく、電源ケーブルでオンオフをするのみ。この機器は、バックアップのためのディスク装置で2TBの容量がある。同時に、Wifiのルーターの機能を持ち、イーサネットコネクタを装備している。PC機器本体と接続し、外付けディスクとして機能する。
タイムマシンは、Mac用のアプリケーションである。
セットアップすると、タイムカプセルのディスクに、自動的に変更分だけをバックアップする。バックアップは、
- 過去24時間に関しては1時間ずつ、
- 過去1ヶ月については1日ごと、
- 過去1年については1週間ごと
のバックアップが残されている。
このアプリケーションでは、万が一データが損傷したり、消滅した場合、過去に戻ってファイル単位でバックアップから戻すことができる。
このアプリケーションは、タイムカプセル以外のディスクにも同じようにバックアップとリストアができる。
現在私は、タイムカプセルと一般的なハードディスクを併用して、バックアップをとっている。二重化している理由は、バックアップディスクも壊れるリスクがあるからだ。二重化しておくことで、2台同時に壊れることがなければ、最悪でもどちらかの時点に戻すことができる。
ちなみに、私はPC本体もタイムカプセルも2台同時にではないが動作しなくなった経験がある。特にバックアップが壊れた際には、アップルストアのジニアスバーに行き、「バックアップが壊れるなんて言語道断」と訴えたところ、店員にはさらっと「でも本体と同時には壊れてないでしょ?(だから大丈夫ですよ)」と言われて愕然とした。
バックアップを二重にとっている理由である。