「本メールはドメインの運用に関わる」という残念なメール【御散歩雑談】20201015
「本メールはドメインの運用に関わる」という題名のメールが頻繁にくるようになった。
一見、企業からの正式なメールによる案内。。。に見える。本文を読むとおかしいことに気がつくのだが、この印象だけで慌ててログインする人も一定数いそうだ。
こういうメールには脊椎反射的に慌ててクリックしないことを改めて肝に命ずる。
- まずメールの題名が不自然。英語の直訳風味である。日本の会社であればこのような題名でのメールを行なうことはない。
- 銀行名で、送り主アドレスも、@smbc.co.jpドメイン。
- 受信したアドレスは、私が登録している三井住友銀行のアドレスではなく、会社のinfo@アドレス。
- ただし、ログインを促すメール内リンクのリンク先は、https:// smbc-cardr. xyz/
- SSL認証アドレスではある。しかし、.xyzは企業としては怪しい。
- 本文中に、不自然な体言止めが複数箇所。
(1)第三者が不法悪意ログイン(した可能性があります?)あなたの三井住友ニコスWebサービス。(を用いて?)この2文の順番が逆?
(2)お忙しいところ大変恐れ入りますが、下の【お問い合わせ窓口】まで、(アクセスしてください?)
- 三井住友ニコスWebサービス
ニコスは、三菱銀行との提携しているカードで、三井住友との提携はないようだ。
他のスパムあるいはフィッシングメールと同様、メール内のリンクをクリックすることは避けること。三井住友銀行の口座を持っている場合は、Webサイトから確認すること。
次から次へとほんとすごいな。