地域通貨Tangoo(テングー)【半蔵門ビジネス雑談】20210108
父の病院に連れていくため実家に帰った際に、市役所にて地域通貨tengoo をチャージして、その足で1階の喫茶IPPO (いっぽ)にてコーヒー。 tengooで支払い地域通貨デビューした。
地域通貨のプラットホームは、chiikaシステムを使っている。スマホにchiikaのアプリをインストールして、tengooをチャージし、tengooが使える店で使える。
使うには、店のレジに掲示してあるQRコードをchiikaの支払い機能のバーコード読み取りし、金額を入力すると支払いが完了する。Paypayなどと同じインターフェースだ。
現時点(12月18日現在)で、利用可能店舗数は176店舗、チャージ可能場所は、市役所窓口などを含めて20箇所ある。利用店舗が思ったより多い(小さい市なので)のは、スタッフの開拓努力の賜物か。チャージ場所が市役所など公共施設が多いが、資金決済法の制限で、未使用残高が1000万円を超えている場合、金額の半分を供託金として法務局などに供託する義務が生じるため規模の小さい事業者は参入しにくいのだろう。
一方、チャージできる施設は拠点となるため、市民の集まる場所または集まる場所に今後なることも期待できる。
地域通貨なので、その目的は利用者のキャッシュレス利便性はもちろんだが、お金を地域に呼び込むことにある。したがって、クレジットカード直結は、結局お金が地域外にも流出してしまうので、歓迎されないという考え方もできる。銀行口座との連携はできそうだが。
地域外のお金を呼び込むためであれば、地域に行かないとチャージできないのでハードルを高くしそうだ。チャージだけでもオンラインでできるようにすれば、使いやすくなる気もするが。。。