最後の食事、最後のクルマ【半蔵門ビジネス雑談】20210601(はてな記事 2161-10)
やたらと早く目が覚めてしまい枕もとにあったJAFの情報誌をめくった。巻頭のエッセイは松任谷正隆氏だった。ミュージシャンでユーミンの旦那さんであるが、モータージャーナリストでもあり、その関係でこの情報誌の巻頭エッセイストだ。今号のお題は「死ぬ前に乗る車」。その関連話題で「最後の食事」の話から始まる。
最後に食べたいもの
我々もよく死ぬ前に何を食べたいかという話題になるよね、でも死ぬ前は嚥下もできなくて多分何も食べられないよね、と松任谷さんもリアルな思考は私と同じ。だから、そういう死ぬ直前の状況じゃなくて食べるとしたら?という想定問答だ。
入院中には、ラーメン、納豆、寿司が食べたいと書いた。ちなみに退院後は、ラーメン、納豆は制覇。あとは寿司のチャンスを伺っている。で、最後に食べたいものは何かという話で、カレーかなとか、味噌汁かなーとか、お茶漬けかなーとか、安い身近な和食系ばかり浮かんできて、フォアグラとか高級なフレンチとかまったく浮かんでこないのは、日本人だからか、単にグルメじゃないからか知らないが、すぐ食べ終わってしまいそうなものじゃない、じっくり噛み締めて食べられるものを考えてみる。
ナイフとフォークを使って食べるもののほうが時間がかかるのかもね。いや、1品ずつ料理してもらって出てくる懐石やフレンチフルコースのほうがいいかな。それとも、熱いスープ系か。フカヒレのスープなどはどうだ。台湾で支店長家族と食べたのは美味かった。それとも激辛系か。なかなか食べ終わらなそうだ。途中ギブアップは最後の晩餐としては後悔が残りそうだ。
むーん。。。もう少し考えたい。コロナが落ち着いたら友人たちと居酒屋で飲みながら考えたいのでみんな考えて置いてね。
最後のクルマ
クルマ雑誌のエッセイなので、「最後の車」が主題だ。これも本当の最後と考えてしまうと、最後に乗るのは救急車になってしまう可能性があるので、最後に所有するクルマとしている。
著名なジャーナリスト徳大寺有恒さんはゴルフだったそうで、意外と地味な感じになる傾向らしい。
現実的には、取り回しやすい軽自動車?いや、こだわりを持ったやつにしたい。ポルシェいいけど、体力が衰えて取り回せるのかという懸念もある。老人のポルシェは憧れる。老人が乗る縦目のメルセデスも夢だった。それか今乗っているジープか。これも老人の意外性。結局車は見せるというという要素もあるからなぁ。
「最後だ、買っちゃえ」というささやきと、「今のと添い遂げろ」というささやき。
やはりビートルが最後になるのかな。
足が回復したらまたドライブに出たい。
(はてな記事 2161-10)