Google SIteのアップグレードはデザインがほぼ一律になる【半蔵門ビジネス雑談】20210824
所属している某学会のwebサイトの管理を担当している。元は引き継いだものだが当時予算もなくてGoogle Siteを使用することになって今に至る。
ところでGoogleは、このGoogle Siteによるwebサイトは、9月1日までにアップグレードしないと表示できなくなるというアナウンスを数ヶ月前からしてきていて、もう8月なのでそろそろやらねばならない。できればこのタイミングでプラットホームを含めてリニューアルしたいところだが、検討する時間もないので、Googleが提供する自動アップグレードでひとまず。バックアップ後、ツールを実行した。
サイトは小さいので自動変換はすぐに終了した。しかし、アナウンスでは、
- デザインが崩れるので修正が必要
- ガジェットが使えなくなる
- サイドバーがなくなる
など、かなり手間がかかりそうな懸念があるようだ。
保存されたサイトを見てみる。
元々、使えなくなる機能があるとか、レイアウトが変えられるという話はあったが、見てみると思った以上にシンプルに変換されている。またレイアウトがおそらく元のサイトの記述に応じてかなりバラバラになってしまった。これはツールの問題というより、元サイトの記述の仕方が標準化されていなかったためだとは思うがコツコツ直すのは大変そうだ。
でもやってみると嬉しい期待はずれもある。サイドメニューがなくなったが、プルダウンメニューが設定できるようになった。「ページ」という機能により編集中に全ページが右側に表示され、プルダウンを設定する場所を、横か上か選ぶとプルダウンメニューが設定できる。
また「お知らせ」の機能で、例えばイベントの日程や案内を入力すると、画面最上部にお知らせバーとして表示することができる。
前述のレイアウトを整えるのは試行錯誤もあり、苦労しそうだ。テキストボックスでも編集できるものと、全く編集できないものが存在する。訳もわからず後者になってしまったボックスは編集もできないし、直すには再入力しないとダメそうだ。
それでも、見出しエリアごとに背景をつけると今風のページには仕上がってくるようだ。プルダウンメニューもページをドラッグして構造化すればメニューになるところなど便利である。それなりにわかりやすい面もあり、捨てがたい気もする。
お盆休みはないなこりゃ。