言葉にすること【たまプラビジネス余談放談】20211102
とある業務を引き継ぐ必要が出てきて打ち合わせを行った。細かい打ち合わせをしようとしていると一人のベテランが口を開く。「あそことはうまくいっているから細かいことをほじくらず今まで同じようにやればいいんだよ。」細かいことを。。。というがその”今までと同じように”の詳細がわからなければ同じようにやれないだろうよ。「いや向こうはわかっているから」そりゃそうだろうが、こちらがその細かいことをわかっていないといちいち先方に聞きながらやるのか?「いい関係にいるから大丈夫教えてくれるよ」だからそれはあなたがやるならそうだろうけど別の人が担当するとなれば会社内で引き継いでいるべきだし、そのように指摘されるのじゃないか?両社は緩やかでいい関係なのは事実なのだろうが担当が変わった時にきちんと引き継ぎがなされていなければせっかくの関係も崩れてしまう。新しい”いい関係”になるまではまた信頼を築いていけなければいけないのが普通なんじゃないの?細かく聞こうとすることにそんなに抵抗するとは。実は本人が内容を体系化できていないので言葉にできないのだろう。
言葉にするその過程で理解度合いと認識が明らかになる。引き継ぎをしてもらう側はそれを言葉にして伝える義務がある。リモートワーク時代、言葉にして伝えることはこれまで以上に重要になる。