スパムコレクション(10)テンプレートがあるのか【たまプラビジネス余談放談】20220315
スパムメール新手シリーズ。すでに(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)でご紹介しているが、
スパムコレクション(5)なりすましヨドバシ(はてな記事 2334)
最近連続して来ている何通かをぼんやり眺めると共通点が見える。
- 偽 イオン銀行
- 偽 えきねっと
- 偽 ETC
- 偽 JCB
- 偽 マスターカード
本文や詳細は異なるが、いずれも、最初にエラー状況などの説明=本人確認、会員規約変更への同意、サービス無効通知など、慌てさせる内容の文章があり、次に、「変更はこちらへ」などの文字によるリンクがあり、最後のお詫びのような文章と発行者の情報がある。
それにしても、同じような構成になっている。まるでテンプレートに思える。偽イオンと偽マスターカードは明らかに同じ。
淡々とかかれており、このパターンが見誤らせやすいのかもしれない。
もちろん、リンクは偽物サイトへの誘導である。
これらは、「おなじような形式で、複数のところからくると、なんだか自分が間違っているのではないか」と思わせる効果もある。人間心理をついている。
毎回、おなじみの繰り返しだが、対策は、サイトへのアクセスはメールからのリンクではなく、検索あるいはURLを入力して行おう。リンクを辿らず、検索して正規のサイトを見てみると、たとえば「えきねっと」ではスパムメールへの警告が掲載されているのですぐわかる。