郵便が夜来る【たまプラビジネス余談放談】20220318
実家の母親がヘンなことを言っていた。
「郵便を出したから明日着くはず」
と私が言った時のことだ。
「最近郵便が夜遅くに来るんだよ。近所に住んでいる郵便局の人が帰り際に入れて行くのかね?」
いやーいくらなんでもそれはないでしょう。勤務時間外に仕事をしている?そんなはずはないよな。
でも、先日うち(横浜)も似たようなことが起こった。
夕方、子犬の散歩から戻った際、時刻は5時半だった。その日に到着すると予告されていた郵便物が届くはずだったのでポストを覗いたがその際にはなにも入っていなかったのに、翌朝、同じく散歩にいくときにポストを見たところ、郵便物が入っていた。これはもしかすると母のいうことが本当なのかも?
郵便局のサイトを覗いてみると、昨年2021年10月から郵便事情が変わっている。
2021年10月から郵便物(手紙・はがき)・ゆうメールのサービスを一部変更しました。 - 日本郵便
即ち、
- 土曜日の配達は休止
- 郵便物配達は現行+1日
- 届ける日数が段階的に繰り下げ
- 速達料金の値上げ
確かに郵便が前よりも遅く到着するようになっていたが、この変更が行われていたのか。アナウンスされていたのだな。丁度、事務所をクローズした時期だったのでバタバタしていて気が付かなかったのかもしれない。
ただ”夜届ける”という変更はない。そりゃそうだ。
ということは、夜届く理由は以下の2つ。
- 母が言うように、本当にサービス残業的に帰り道に届けているのか
- あるいは、通常業務の範囲として夕方までの配達時間がやや延長されているのか
前者は考えにくい。配達に事故があった場合の社会的な影響が大きすぎる。
後者のほうがあり得る。つまり、土曜日の休止や配達期間の繰り下げによる業務環境の改善の裏返しで平日の業務環境が少し変えられているということ。
問題視する必要はない。
もしかするといずれは全部がメールや電子的な処理、サービスになるのかもしれない。しかし、重要な「郵便局」という社会サービスが貴重な人的資源から疲弊しないようにしてほしいものだからだ。
ちなみに私自身は、「郵便」というシステム、大好きである。