”累積医療制度”という詐欺電話(実況)【たまプラビジネス余談放談】20220617
※6月7日から文字サイズ拡大。
留守番していると電話が鳴った。受話器を取ると男性の声で
”表題の制度による高齢者向けの還付金23,368円がある”
という内容。彼によれば、
”2月ごろ郵送した緑の封筒で期限が昨日までなので今日電話で手続きをする”
という。
宛先は、以前に同居していた義理の姉だった。住所がこちらになっているのでうちにかかってきたのだ。
「不在であり、引越している」ことを伝える。当然、(連絡先を知りたい)となるはずなのに・・・
”ご親族の方で手続きできる”という。
この時点でおかしい。しかも医療制度で。むしろ本人でないと手続きできないことのほうが普通だ。と思い、
「じゃあこちらから本人に伝えて電話させますよ」というと、
「こちらに電話されてもどの担当者かわからなくなる」という。
「いや、あなたの名前を聞いておけばいいんでしょう?」と聞くが、先ほどと同じ説明で理解できる説明になっていない。
「そもそもこういう内容の手続きを電話ではしないでしょう?文書でください」というと
「期限切れなので電話での手続きとなる」と。
「そうですか。で、どうすればいいの?」
「まず銀行を指定してください」と。
「その銀行に私(今電話している係員)が連絡して手続きを確認し、銀行から連絡があり指示します』
という。ふむ。またおかしい。
「銀行は本人でないとどの銀行かわからない」というと
「1時間後にまた電話する」という。
「1時間後に連絡とれているかわからないし、私もその時間にはいないかもしれない」というと、
「では2時間後ではどうか。」
「それは約束できないから、やはりこちらから電話するから。」と繰り返すと、
ここでガチャ切りされた。
電話中に検索してみるといっぱいでてきた事例。
まあ、念のため、義姉に連絡して「封書の宛先に電話してみて」と伝言。
義姉は、「封書がなかったので区役所に電話した」ところ区役所には同じような問い合わせが何件もあるという。
詐欺でした。朴訥でウブな感じの話し方の青年。子供か孫かと思わせられそうで、高齢者なら引っかかる可能性が高いなと感じる。
御用心。