半蔵門御散歩雑談/ODR Pickups

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、台湾たまにロードレーサーの話題など、半蔵門やたまプラーザ付近を歩きながら雑談するように。

協調性、チームワーク、優しさ(はてな記事 2789)

協調性、チームワーク、優しさ【御散歩雑談】20230301(はてな記事 2789)

 

タイトルは、今年の世間一般のキーワードになる動きだそうだ。何かのバラエティでやっていた。確か二月の上旬。番組名は忘れてしまった。

 

それぞれは文字通りだが、協調性を重視しすぎて主体性がなくなったり、チームワークを間違って理解し意識しすぎてチーム力が低下したり、リーダーシップに欠けてしまったり、優しさばかりが表現されてしまって当たり障りのないことを言ってるだけと評価されてしまったりという落とし穴に陥りがちらしい。

 

世が協調性を求めているというのはどういうことなんだろう。戦争や気球スパイ、コロナからの回復、新たな課税、防衛増強などなど、そうでない方向=協調より断絶の方向の気配ばかりがあるからか。それにしたってそういう”報道”ばかりが目立つからなのかもしれない。一方で争いなんておきない、軍備なんて不要、もっと仲良くというのは、もしそうだった場合、別々の国なのだから、まずは自立して自力で守るのは当然、裏返しの備えも必要なのかとも思う。そっちのほうが正常だ。

チームワークとは何か。協調性とは別に挙げられている。似ているのではないかと思うが、一つ思い出した先輩の至言。ラグビーの試合でチームワークとは、「怪我で使えなくなった選手をチームワークで助けてサポートする」のではなく、「さっさと交代させてチーム力を維持すること」だ。故障選手をサポートすれば本来1の力を持つ選手の力をそちらに割くことになりチーム力は落ちる。チームワークとは助け合いではなくチーム力の最大化だ。

 

優しさによっていうべきことを言えなくなるのは前に進む、改善する力を削ぐ。今の世情は短期的に心地よい方向にばかり向かっていないか。

 

もう一度これらのキーワードでよく考えてみたい。

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(はてな記事 2789)