おー・えす・えす・えー・えぬ【御散歩雑談】20240516
おー・えす・えす・えい・えぬ!おー・えす・えす・えい・えぬ!やばい唄がラジオから流れてきた。岡崎体育の「おっさん」。おー・えす・えす・えい・えぬは、OSSAN、そうだ。おっさんの唄だ。まずは聴いてみてもらえれば。
"現代についていけなくなりそうだ、更新しなければ"、
と自虐的にあせっている開き直ったおっさん。世のおっさんは直感的に共感しそうだ。でも、そんなに自虐的にならんでも、とも思う。
歌詞の中で耳に残ったのは、
「なるべく多くの関係者に惜しまれながら死にたい」
かな。最近、親戚の叔父の葬儀に出席したからだろうか。
叔父は孫たちと同居だったので”孫”煩悩で、塾や部活への送迎をしていたそうだ。孫たちからは長く時間を過ごした思い出なのだろう。葬儀での最初の送る言葉は孫たちからの感謝の言葉と涙。自分を振り返ると祖父の葬儀でそんなことは思いもしなかったし、他の叔父叔母でも孫たちからの言葉があった記憶はない。
もう一人印象的な送る言葉を聞いたのは、母型の伯父の葬儀だ。いわゆるイカした遊び人だったらしい伯父は、悪友たちの送る言葉で、
「おまえと悪いことばかりしていたあのころは楽しかった。あの世でまってろよ、また悪さをしような」
という涙声の言葉。
自分のとき ー縁起でもないと言われそうだがー そんな優しい言葉を、そんな粋な言葉をかけてもらえるだろうか、友人たちはそんな言葉をかけてくれるだろうか。今からでも遅くないかもしれないので、いっぱいみんなと会わなければ。
とまた縁起でもないことを。