先祖探偵 新川帆立 著【読書/映画感想】20240521
探偵事務所にも得意分野、重点分野、専門分野があるだろう。ここれは先祖探しに特化した探偵事務所の話。主人公の探偵自体が自分自身がいわゆる「捨て子」さんで、氏名は、自治体の地域名+役所の人がつけてくれた名前で戸籍がとられているという設定。入り込む依頼は一癖二癖。オカルト絡みの先祖供養のため、無戸籍の兄弟のため、焼失戸籍捜索etc。。。そして自分のルーツへの糸口が現れる。。
風子という名前は、親が知れない子につけられる名前だという。縁起のいい名前とされているのは、それによって周囲の人から大事にされるように、そのような言い伝えになっているのかもしれない。子供は風の子・。。そのあとは元気な子と続くが、風が吹いても元気でいるからだと単純に思っていたが、そういう意味でもあったのか。先祖を探すってのは一度やってみたいことだ。TVでタレントのDAIGOの生い立ちを追いかけていたが、なんとジョンレノンにたどり着いていた。私の”万代”も岡山から来たという祖曽祖父を辿るととんでもないことになるのかもしれない。