半蔵門御散歩雑談/ODR Pickups

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、台湾たまにロードレーサーの話題など、半蔵門やたまプラーザ付近を歩きながら雑談するように。

紛争でしたら八田まで(15)

紛争でしたら八田まで(15)【読書/映画感想】20240603

 

地政的紛争の歴史としては一番長いものの一つで、今一番注目をあびているイスラエルーパレスチナ問題。その歴史的背景、イギリスの3(2じゃない)枚舌外交、そしてパレスチナ内部のファタハ、ハマス、さらにイスラム全体の難しい問題をかなりしっかりと描いた今回の十五巻。また、ギリシャとトルコの問題、そして、これまた複雑なインドネシアの多民族。知性がなければ読み解けない。

 

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暴力はいけない。戦争はいけない。多くの人命を危険にさらし、場合によっては命を奪っていくから。それはわかっているのだが、釈然としないのは、なぜかあとから反撃した側がより強いと、そちらが悪くとられる報道をされること。単なる報道的偏向なのかもしれないが、強い反撃側ばかりが悪くされては先制側が得をするだけだ。

兄弟喧嘩で先に手を出したりおもちゃを独り占めして、それが原因で反撃されて叩かれる、叩いてしまうと、「暴力はいけません」と叱られる。

酔ってつっかかってきた泥酔者にバシっとパンチを食らわせて倒すと、最初に被害を受けたほうが取り押さえられる。

最初に 原因を作った側がまず責められるべきなのではないかとずっと思ってきた。さりとて、その”先制”は実は”ずっと前のあいつの仕打ち”が原因だったなどと遡られるとキリがない。

 

ある国際連携の運営で、揉め事を”和を持って〜”の精神でまとめようと、自分が責任を被ろうとしたら、”なぜそんなことをするのか”と、ものすごく責められたことがある。紛争を抑え込んではいけないのだ。黙り込むのは罪の一つだ。国際社会ではそうなのだ。

 

そうなるとやっぱり直近の相互の行為で判断し裁定するのがいいのかもしれない。引き続き考え続け、取り組み続けなければならないという今回の話は、しっかりと決着をつけられない事例として、続いていく。