丁度よい対応を考えておこうと思った【たまプラビジネス余談放談】20240624
以前は、観光地で施しはよくないという考えを受け入れて、ストリートチルドレンにお金をあげたり買ったりはしないように考えてそのようにしてきたが、少し考えを変えたのは以前に書いたことがある。それ以来、その場面に出会した場合に備えて、スマホのケースには2000円がいつも挟んである。
www.odr-room.net幸か不幸か、それを実際に取り出す機会はまだ巡ってはこない。実際にそういう場面とはどういうことなのだろうか。全ての場合に同じ対応がいいとは思わない。少しでも実際の場面を想像してみた。完全に想像ではなく、実際に体験した場合を考えてみる。これまでは前述したブログの事例を除いてはすべて無視してきた。それぞれについてどうすればよかったのだろう。
1)おそらく東南アジア系の若者が、冬の最中、薄い長袖のTシャツ1枚で国道を歩いていた。寒そうでつらそうだったが足取りはしっかりしていた。しかしキョロキョロしながら後ろを見ながら追われるように東京方面に歩いていた。
たとえば2000円をあげたらどうにかなるだろうか。
- まずはコンビニに入れるか。そこでパンとか軽食、お菓子、暖かい飲み物などにありつけるだろう。イートインで暖はとれる。食べ終わったらでていく。寒さはかわらない。夜になればまた同じつらさがやってくる。または、重ね着できるシャツが買えるかな。ビニールの半透明はカッパが買えるかも。寒さは凌げるか。今よりはましか。
- 後々を考えるとどうしても家に入れるのは躊躇われる。声をかけて、家の近くまで連れてきて待たせて、古着のコートなどを用意してあげたほうがいいものか。それプラス2000円を持たせてあげるか。
2)週末の昼時、勝手口に現れた女性は、「髪を洗わせてほしい」と訴えた。身なりはキチンとしていたようだが、話し口調が何かに取り憑かれたような感じだった。逃げてきたともいっている。追いかけられているともいっていた。しかしかなり狂気じみていたので、小さい子供もうちにいるので、やはりあげるのは躊躇われた。
2000円を持たせて、「銭湯にいきなさい」と促した。追われているというのが引っかかった。
- 本当に逃げてきたのだとすれば、警察に連絡して保護してあげるべきかもしれない。しかし警察に引き渡して大丈夫なのか。型通りの扱いで強制収用されてしまうかもしれない。いろいろと問題もあるニュースも聞こえてくる。
- 昔なら、お寺さんに預かってもらうなんている例もあったが、今やお寺さんも普通の家庭で子供の同級生もいる。同じようなリスクを押し付けるわけにもいかない。
どうすればいい?考えて結論が出せない。やっぱり、「いい解」は見いだせそうもない。