なんでも詐欺に見えてしまう【たまプラビジネス余談放談】20240716
ふた昔前の”リモート的詐欺”といえば代表的なのが「ナイジェリア詐欺」。”何億円も資金があってそれを贈呈したいので口座を用意してくれ”なんていうのがあって、オンラインに慣れていない当時のおっさん達が、嬉々として持ち込んできたのを諌めた記憶は懐かしい。いくらなんでも金額が大きすぎるし冷静に考えればわかるものが多かった。
それが最近はとても少額で、身近な設定で油断すると引っかかりそうな物も多くなっている。だから詐欺でないものも放置するということになってしまう。
先日も、Google Adsenseからのメールで、
「Google ペイメント:お支払いが保留されています」
という”いかにも”というのが到着していた。真夜中にトイレに起きたときに目にしたので寝ぼけ眼で”詐欺や”と思ってそのままにした。後日、もう一度内容を見ると、怪しいリンクもないので、Google Adsenseに直接ログインしてみると、「振り込み金額がまとまったので振り込み先口座を登録するように」というまっとうなもの。指示通り登録にすすむと、口座を登録するだけで、パスワードを要求することもなく、どうやら本当に振り込みが行われるらしい。今のところ。
こんな風に、なんでも詐欺に見えてしまうのは、時代のせいなのか、自分の過剰反応なのか、どちらにしても、”ヤ”な世の中になったなぁと嘆き節で始まる連休明けである。