半蔵門御散歩雑談/ODR Pickups

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、台湾たまにロードレーサーの話題など、半蔵門やたまプラーザ付近を歩きながら雑談するように。

匿名考

匿名考【たまプラビジネス余談放談】20240806

 

ネット上では「匿名」でいたほうがいいのか、「本名」を堂々と出して発言するべきなのか、を考えている。現在はほぼ本名出しだ。

 

1996年頃以前は、ネットといえば匿名という前提なのかと勝手に思っていて、ハンドルネームを持ったりもした。オフ会というのに参加するようになると、そこでハンドルネームを呼び合うのが恥ずかしくなってしまって、フルネームではなくてもほぼリアルネームにするようになった。

以来ずっとリアルネームで活動しているが、気がついたのは本名であるが故に本当にいいたいこと、書きたいことを自主規制しているのではないだろうかということである。多分している。

しかも無意識に。

 

政治的な意見を書くと反対論の友人から反論がくることがある。その議論をネットで公開で不特定多数の面前でやる気はない。より意見を明確に書くと、さらなる反論が浴びせられる。

そういうつもりはないのだが。

 

では、と、あやふやにぼやかすと、意見を取り下げたように見られるのでは?とそれも本意ではない。何度かのそんな繰り返しで、結果あたりさわりのないことを書いていることになってしまっているのか。

そうとは気が付かずに。

 

ネット著名人を眺めると、本名派と匿名(ハンドルネーム)派がある。どちらも歯に衣着せぬモノ言いが人気を博す。しかし時に殺人にまで発展したケースもある。最大のリスク/暴力に備えるのなら、自力で守れるかどうかで匿名選択の判断もありだ。報道ネタになるのでプライベート侵害を避けるには匿名で非公開、顔も出さないというのがいいことになる。芸能でも、歌手のGreeeeNや最近だとAdoなんかもプライベート非公開の究極で顔出さない、本名非公開を選んでいる。

 

結局今でも、”本名非公開”と”顔出さない”は、現状では鉄壁のプライバシー保護のセットだ。

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