半蔵門御散歩雑談/ODR Pickups

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、台湾たまにロードレーサーの話題など、半蔵門やたまプラーザ付近を歩きながら雑談するように。

ビタミン剤と広告はやめられない

ビタミン剤と広告はやめられない【たまプラビジネス余談放談】20240911

 

ビタミン剤がなくなったのでいつもの通りamazonでポチった。常用しているのは亜鉛とビタミンB12。いずれも、1型糖尿からくる亜鉛不足と免疫抑制剤からくる味覚障害対策のためだ。直前まで陽に当たる時間不足からくる血液に現れる症状に対するビタミンDも飲んでいたが今回から中断した。

f:id:emandai34:20181123100451j:plain

理由はリハビリ中にはあまり外出できなかったのでビタミンD不足を指摘されたためだが、この1年は外出活発なので、「もういいだろ」と判断したため。でも長く飲んでいるビタミンをやめるのは難しい。セカンドオピニオンでは、亜鉛もビタミンB12も「やめてはどうか」という先生もいる。しかし、常用していても改善は見えにくいものの、「やめたらもっと悪くなるのではないか」という恐れもなくはない。悪くなると断定はできないが。セカンドオピニオンの先生も、「大丈夫ですかね?」の問いに対して「断定はできないけど」という言い方で、「徐々に減らしては?」と弱目のお薦めだ。

『改善は見えにくいものの、「やめたらもっと悪くなるのではないか」という恐れもなくはない。』

という状態のものはどういうタイミングならやめられるのだろう。

 

これで思い出したのが広告宣伝の仕事に携わった時に、広告会社からのアドバイスで何度も聞いた言葉だ。企業イメージ向上のために、会社PRの広告でCMや雑誌広告などを始めたのだが、2年くらいしても効果をいまいち明確に測れずにいた。上司からは効果があるかどうか、という問いが投げかけられる。広告会社に答えを求めると、「効果はでていると見ています。」そして、『改善は見えにくいものの、「やめたらもっと悪くなるのではないか」という恐れもなくはない。』ビタミン剤と同じ主旨のアドバイスだ。後に、別のアドバイザーから「それは常套句だ」と聞かされたが、そのように言われてはやめる決断には結びつかないものだ。

 

始めるには注意しなければいけない。

ビタミン剤と広告はやめられないのである。