半蔵門御散歩雑談/ODR Pickups

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、台湾たまにロードレーサーの話題など、半蔵門やたまプラーザ付近を歩きながら雑談するように。

「今度は本屋で本を買おう」と思うのだが

「今度は本屋で本を買おう」と思うのだが【たまプラビジネス余談放談】20240913

 

本屋さんは好きだ。本は本屋で買おうと思うが最近はついついネットで買ってしまう。選ぶのも楽だし、送料もかからないことも多くなり、出かける手間もない。ついついポチりとなってしまっている。

 

先日、久々に書店に行ってウロウロした。楽しい。平積みの表紙に目移りし、手にとって裏書きを読むのもワクワクする。ペラペラとページを繰り書き出しの文章に全体を想い、心の中で批評的にこき下ろすのも密かな快感であることを思い出す。

いくつか目ぼしい本を心に決め、さあ、と買うために動こうとすると、レジが混んでいるではないの。簡単に心折れ、(ネットで買おう)と帰路についてしまう。

 

本は最近はほとんどアマゾンで購入してしまっている。外出しなくなったこともあるし、駐車場のある大きな書店もいつの間にか閉店しているからだ。中古本も同じ理由で古書店からも足は遠のいたままだ。(今買わないと手に入れられないかも。。)ということでもない限り、こういう流れ、風潮では、書店が閉店していくのも無理はない。

書店も工夫はしている。書店員のお薦め推薦コメントPOPや平積みの工夫、特設コーナー、さらにはカフェを併設したりして、客足を増やし滞留時間を高め購入した本を捲る姿で新たな客を呼び込もうと工夫する。時間潰しとしての本屋の居心地を向上させようとしている。書店もこんなに努力しているのに。

電子本で読む人も多くなったと聞く。自宅内で本置場スペースも減っている。だから読了本はすぐに中古サイトで売りに出す。新しい文庫本などはすぐに売れていく。読者は増えても本の売り上げに結びつかない。読者が多いのに売り上げに直結していないこともありうる。映画「You got a mail」で、大手のカフェ併設書店に客を取られ、読み聞かせをする街の小さな本屋が潰れていくストーリー、今ではネットに顧客を奪われ大手カフェ本屋も閉店の憂き目にあっている。

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本は本屋で買おうと思ってはいるのだ。が、本屋まで行って本を買う機会は減っているのは明白だ。本屋で買う、にこだわっていては、売り上げが減っていくばかりだ。これでは書店も著者も立ち行かない。それならば、本のためには、ネットでどしどし買った方がいいようにも思うし。両方で買うというのが結論?

 

時代の流れだ。