リモートと在宅【たまプラビジネス余談放談】20240926
コロナで開花した勤務形態=リモートワーク。一部業務に携わる社員、インフラ系のエッセンシャルな職種など以外は出社しなくてもかなりの部分ができることがわかって、リモートワークという形態が一気に普及した。コロナ発生の2020年初頭から4年9ヶ月経過したが、まだそのままリモートワークの会社や部署がある。しかし、米国の大手テック企業などを中心に、出社を標準に戻す企業も増えてきているというニュース。amazon社の記事だ。リモートが向いているという職種や人々も多い。また満員電車が復活するのだろうかと恐れをなす周囲の友人などの声も聞かれる。
www.nikkei.comサラリーマン時代、中堅IT上場企業で数年に一度の頻度で、業績の伸び悩みが出てくると、組織の硬直化が原因とされ、改革と称して大きな組織体制の変更が行われた。企業規模が大きくなる際にも見直しが行われ、営業や開発など職能別の組織体制から、事業部制に変更され各事業部が営業や開発組織を持つようになる。やがて重複機能が見直され、営業本部、開発本部など事業本部制に変化し、各事業部の中は職能組織となり、すると今度は、それがまた重複機能として見直され。。。揺り戻し揺り戻し、縦割り、横割り組織に見直される。。。そんな繰り返しで螺旋のように変化していくのを体験した。
リモートと在宅も、そんな組織運営の見直し選択肢として、現れて消えて進化して繰り返し現れてくるのだと予測する。きっとそうだ。そのきっかけが組織機能の硬直化ではないかもしれない。単に優秀な人材確保のためか、はたまたコロナではないにせよ、グローバル化する採用が理由で、リモートワークがさらに当たり前になるのか、それはわからない。