サステナブル/終わりはいつも始まりになる【たまプラビジネス余談放談】20241002
日本へ観光にきた外国人の旅行者へのアンケートで日本への再訪したい人の割合は国に寄って違うが例えば台湾では77%もあるそうだ。記事によれば、帰国時の情報は再来へのトリガーになる。何かの”終わり”は、次の何かの”始まり”になる。
www.travelvoice.jp システム開発会社では、開発プロセスのモデルで「ウォーター・フォール型」というのがある。システム開発にあたり、設計、開発、運用、保守という滝が流れ落ちるように進むモデルで、ここでは設計から始まり保守で「終わる」ということになるが、実務では、システムの運用が始まり、維持・改善していくための「保守」が次の設計・開発へのヒントや「きっかけ」になることが重要な点になっている。これまで「終わり」と位置付けられていた保守が、「始まり」と捉えられてきたわけだ。
米国大リーグ野球で、51−51を達成した大谷選手が所属するドジャースは、シーズンを勝ち抜き、”ポスト”シーズンに挑戦するが、ロッカールームで監督が乾杯の前に、「これはおわりでなく始まりだ」と挨拶した。優勝が終わりではなく次の戦いの始まりだということ。さらに言えば、ポストシーズンは、次のシーズンのプレシーズン、ここでも終わりが始まりだ。
「終わり」が「始まり」というエコシステムはまさに、サステナブルな仕組みそのものである。
ちょっと違うが、給料日前、給料が振り込まれるのを待っていて、振り込まれるとすぐに支払いなどが引き落とされ、お財布的には、もう次の給料日の”前”になってしまう。
これも終わりが始まりの一種?w