Before and After【たまプラビジネス余談放談】20241009
といっても使用前/使用後や整形前/整形後ではなくて、過ごした時間の話。転職した友人が、「前の会社より今の会社の在籍期間が長くなった。もうオレの(前職で仕事に関わった)”細胞”は入れ替わった」といっていた。細胞も過ごした時間に入れ替わると考えるなら、新しい細胞に入れかわったといえるのだろうか。
自分に当てはめてみる。
例えば、実家と独立生活の比率。高卒後、18歳で実家を離れ東京の大学に進学し、そのまま東京の企業に就職し、家族を設けた。実家で両親や兄妹と過ごしたのは18年、就職後は65歳ー18歳=47年なので、実家・群馬:東京(横浜)=18年:47年、29年も後半のほうが多い。
その後結婚したのが26歳。独身:家族持ちの年月は26年:39年、これも後半が長くなった。
22歳で就職したが、自身で株式会社を設立したのが49歳なので、サラリーマン:経営者=31年:16年、これはまだサラリーマンの経歴が15年くらい多いわけだ。
過ごした時間に細胞が入れ替わると考えると、”東京”細胞で、”家族持ち”細胞の比率が多くなり、”経営者”細胞にはまだ入れ替わり切っていないということかな。物理的細胞は、入れ替わりの遅い70歳でも3年で全部入れ替わるらしいが、記憶細胞が全部入れ替わるわけでもなかろうから、三つ子の魂100までというように、入れかわっていない部分がそれぞれに経験や記憶として残っているのだろうな。