半蔵門御散歩雑談/ODR Pickups

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、台湾たまにロードレーサーの話題など、半蔵門やたまプラーザ付近を歩きながら雑談するように。

メルカリ商品すり替え対策

メルカリ商品すり替え対策【たまプラビジネス余談放談】20241203

 

使わないスマートフォンをメルカリで販売しようとしている。それなりの価格取引になる見込みだ。既に”いいね”も10数件、問い合わせもあり、価格リクエストもきていて、売れる気配は漂いつつある。しかし、最近、話題・問題となっている「返品すり替え」が怖い。特に売ろうとしているスマホは一般的にはそれほど需要があるとは思えないので、純粋に欲しいの?という疑念も若干。メルカリは対策を講じて発表したが、やはり自衛策はなんらか考えておいたほうがいいだろう。

 

なお「返品すり替え詐欺」とは、メルカリで販売した品に対して購入者がなんらかの理由で返品することができるが、販売者はこれを拒否できない。返品されてくれば受領せざるを得ず、受領すると購入したお金は自動的に購入者に返金される。この返品で、購入したものでないものを送ってくる詐欺が少なからず発生しているようだ。特徴的な実際のケースでは、レアなプラモデルを販売したところ、不良品という理由で返品されてきた品が、別のプラモデルの部品の残骸、ゴミだったという。相手は苦情にも応じず、メルカリも当事者での解決すべしと対策を講じなかったので、詐欺にあった販売者が警察に被害届を出したケースだ。

 

返品めぐり「メルカリ」で利用者トラブル 何が…?(2024年11月15日掲載)|日テレNEWS NNN

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他にも類似ケースがあったようでメルカリ自身が対応策を出すことになった。

 

メルカリの対策は、商品回収センターを設け、問題が発生した場合にはメルカリ自身が商品を回収調査して、状況に応じた対応をするというもの。ただ、送る前に写真を撮るなどの防御策をしておいても、「いやこれじゃなかった、これが入っていた」と主張することは可能だ。そうなるとどれが入っていたかを第三者に証明するのは押し問答にもなりうる。

news.livedoor.comさて。売ろうとしているスマホ。自衛策をどうしようか。本体、外見、箱に入れた状態、製品番号などの写真は取っておくとして、最終的には写真にすぎないので、もし違うものを返品された場合、相手が「返品したものが入っていた」と主張してくることも想定される。売りたいが売れたらどうしようと心配になってきたぞ。