ウルサイだけのお笑い、本当に面白がられているのか【御散歩雑談】20241223
年末だ。
TVでさまざまな年末特番も目白押しだ。一年を振り返るもの、世相を総括するもの、社会の明暗を際立たせようとするもの、大騒ぎで笑い飛ばそうとするもの、楽しい歌、懐かしい歌、嬉しい歌、哀愁を誘う歌をあらゆる世代の歌手が心を込めて歌いげる番組等々。
そんな中あらゆるバラエティ的番組に売れっ子のお笑い芸人が繰り返し登場する。売れっ子は流石に売れているだけあって面白い人が多いのは確かだ。
だが最近、自分の年齢のせいだろうか、これは笑いなのか?これで笑わなければいけないのかという芸人、というか特定の芸にどうしても同調できないものがある。
それは、笑い芸の最後が、目を釣り上げた奇妙な顔や、奇声や、大声での叫び、剣幕、などの「奇行」的な振る舞いのやつ。どれも内容が面白くないのと、それを列挙したような「奇行」で無理やり笑わせようとしているものだ。他の芸に高度な”芸”を持っているのに、TV局からの要請なのか奇行に落とし込むのを行う芸に逃げ込んでいるように見える。
そういう芸でしかも賞レース上位にいったりしている。それは業界内ではやっぱり受けるからなのか。そういう風潮になっているのか。潮流はそっち?こっちがついていけないだけなのか。
やっぱりこの年齢になると”行く年来る年”がしっくり来るのかな。