ベテラン経験値vs正論規定値【たまプラビジネス余談放談】20250109
病院に入院すると毎回揉める事柄がある。それは1型糖尿病でのインスリン投与量についてである。揉める背景の一つは、当初今の病院で治療開始したのだがあるタイミングで「当院では症例がないので他所に移った方がいい」と勧められ、紹介状をもらって自力で現状の症例の多い病院に移ったこと。つまり未だ症例がない病院という理解なので治療に信頼を置けていないことだ。
ちなみに1型糖尿と2型糖尿の大きな違いは、前者は体内からインスリンが自己分泌されないことすなわち食事をすれば必ずインスリン注射を食べた分量に応じてしなければいけないが、
後者は自己分泌はされるが感度が鈍いか量が少ないかであることだ。後者は、カロリーを抑えた食事によりインスリン分泌機能を調整し回復に向かわせることができるので注射は不要な場合も多いが、
前者は食事を減らしても必ず注射が必要なことである。
また、インスリン注射は体調や他の病気によって効きが悪くなる場合があり、下がらない場合は都度インスリンを追加投与しなければならない。
症例がない、つまり専門の医者がいない場合、このあたりの治療指示が出てこない(としか思えない処置がとられる)。
こうしたことから医師から看護師への指示がいつでも規定値になっているようで、血糖値400なのに投与量7とかのままで、その上に食事をするから下がらないどころか更に上がってしまう。そのままいたら血栓とかもできてしまうし、血中を砂糖水が流れているようなものなので血管が痛むのである。
ということで最初に一悶着して「では自己調整してください」と落ち着くまでに大体2日くらいかかって、その間の血糖値とストレスで更によくない。
ベテランは更に学ぶ。揉めるよりあとでこっそり持参した注射をしていたほうがいいと。