やつらの足音のバラード【御散歩雑談】20250111
偶然流れてきたこの曲。小泉今日子が静かに歌う。はじめ人間ギャートルズの挿入歌なのか?
地球が生まれ、
アンモナイトが生まれ、
プロントサウルスが滅び、
イグアノドンが栄え、
氷河期にマンモスが現れ、
その臭いとともに
かすかな足音とともに、
”やつら”がやってくる。
”やつら”の足音が聞こえた。”やつら”とは人間だ。何もない地球に生まれた”やつら”はいかにも悪そうなニュアンスで登場する。気だるいテンポで、壮大な時代の歴史を謳い、そして最後に”やつら”が現れる。悲しくも人間肯定的で、しかし、やつらという表現は、ひどい奴らというニュアンスもある。でもやってきてしまった。
今の地球をこのようにした”やつら”がマンモスの臭いとともにやってきたのだ。とても多くのアーティストがカバーしているのにも驚いた。他にも、平井堅、かまやつひろし、神野美加、斉藤和義、中村あゆみ等々、錚々たるメンバーがこの曲を歌唱している。あまり早い3拍子でないほうがイメージに合うので、そっち方面を聴いている。私たちは、”やつら”なのだという自覚を持っていることは大事な視点だと気がついた。
眠れない夜にお勧めする。