ひそかに好きな音楽【御散歩雑談】20250319
明け方4時にトイレに起きたら眠れなくなってしまった。
布団に潜ったままスマホを取り出しラジコのタイムフリーで村上春樹が毎月1回最終日曜にオンエアしている「村上ラヂオ」を再生する。この日は、「僕がいつまでも聴いていたいアナログレコード」として、誰もが推す名盤ではないければ自分だけがやたらと好きなレコードをかけると題した回だった。マニアック。ナットキングコールのピアノとか、ポールマッカートニーの独立後の最初のアルバム中のアルバートおじさんとか、明け方に聴くのにちょうどいいテンポとサウンド。そこで自分もマニアックないつまでも聴いていたい曲をピックアップしてSpotifyで聴いてみる。明け方5時。
まずは、ビートルズの「レボリューションNo.1」。ホワイトアルバムのD面1曲目。シングルカットされてアルバムヘイ・ジュードに収録されたハードなバージョンではなくて、アコギのイントロでゆっくり目のシャッフルで演奏されているバージョン。セッション風で、最初のイントロギターを一瞬やり直す感じがとても好きだ。革命というタイトルだとシングル版のロックな感じが合うのかもしれないが、このテンポでの演奏のほうが、”革命やりそう”な密かな力を湧き上がらせてくれる。
もう一曲は、レオンラッセルがジョージハリスンの「Beaware of darkness(暗闇に気をつけろ)」をカバーしたバージョン。テンポの早いイントロ?かと思いきや、歌に入るとWatch out now~ とレオンラッセル節でゆったり目に歌われる雰囲気がたまらない。
3曲目は、平原綾香の「Jupiter」か。20年前大きな手術で入院したときの明け方の病室で、漠然とした不安で一人目覚める中、”愛を学ぶために孤独があるなら意味のないことなど起こりはしない”と力づけてくれた。今でもラジオで偶然耳にすると臍の奥に「よし」と力が入る曲である。
以上、村上氏の選曲理由とはちょっと違うけれど、何度も聴きたい、たぶんずっと聴いているだろう曲でした。
と、こんなのを聴いていたら二度寝してしまって寝坊をした月曜の朝であった。
Diary:3年ぶりに法務局へいってきた。謄本と印鑑証明。相変わらず空いているが手続きは改善できそうと思いつつ、長い歴史とそれなりの意味があるんだろうと推測し、淡々と進めてきた。帰りに昼ごはんにおにぎりと牛乳とお菓子を購入。古い500円がコンビニの自動会計機が受け付けない。見ると平成元年発行だった。37年前のはダメなのか。この500円はいつ使おうかね。