HELP! Beatles リンゴの指輪を追いかけて【読書/映画感想】20250415
高校時代までの実家住まいは田舎だったのでこの映画を見たのは図書館で行われたフィルムコンサートだった。リンゴスターが指にはめたデカい指輪の宝石を追われるドタバタ劇の映画。今でいうアイドル映画だったのかな。
最初に買ったHELPのLPは間違えてサントラ版だったのでYesterdayも収録されていなくてがっかりした記憶がある。B面1曲目のAct Naturally はカントリー調でチェットアトキンスを思わせるアレンジ。チェットアトキンスといえば先月の村上レイディオで特集されていたっけ。そしてゲストがアンディサマーズだったのには驚いた。なんでも村上春樹作品のファンで全作品読んでいるんだって。すげ。
この映画の中の演奏シーンでカッコよかったのは、「You gonna loose that girl」だ。狭いスタジオでリンゴは咥えタバコ、ジョンがソロで、ポールとジョージはスタンドマイクに向き合って、メインヴォーカルに被せるようにコーラス”yes, yes you gonna loose that girl”を入れる。
邦訳のタイトルもよかったな。「恋のアドバイス」?それから「悲しみをぶっとばせ」?なんだそりゃだったけどね。
Diary:「家にある旧い時計や切手、カメラを買い取ります」という勧誘電話は定期的にかかってくる。話は最後まで聞かないで、「そういうのありません。間に合ってますので」とかぶせて話してお断りしている。このご時世、「ある」といって家に来られて、あちこち見られることになりそうなので、犯罪の偵察?と勘繰ってしまう。絶対おことわりだね。