19番目のカルテ 総合診療科は必要だ【御散歩雑談】20250815
医療では、主に対症療法で治療をしていく。
お腹がいたければ胃腸科、足が痛ければ整形、おしっこがでにくければ泌尿器科で診療、治療をしてもらうことになる。
対症療法ではその症状に治療をする。明確な場合は、それで効果があれば病気が治っていく。痒みがあれば痒み止め、炎症が出ていれば抗生剤、腫瘍がひどければ摘出手術、そんな対処が通常だろう。
ところが病気にはその症状の原因がその部位でないことも多々ある。筋肉痛の原因が菌血症だったり、めまいの原因がストレスだったり、糖尿の原因が「免疫の暴走」だったり、対症療法では効果がでない場合も多くある。
1型糖尿は食事制限してもインスリンは必須なので制限するよりは相当のインスリンを注射する治療のほうがQOLを向上させる。好中球の減少では、通常なら増血剤や輸血が対症療法だが免疫理由の場合、免疫抑制剤シクロスポリンで、さらにその結果で免疫が落ちるので補強するための抗生剤、予防薬、ステロイドなどが必要になる。ステロイドはこれもまた免疫を弱めるので別の対処も必要だ。
自分の場合 胸腺腫を切除している。これは「影響ない」という当時の診断だったが、胸腺は「免疫の教育機関」ある免疫が膵臓のランゲルハンス島を攻撃して膵臓のインスリンがでなくなった結果、1型糖尿を発症した。その9年後、白血球中の好中球を自己免疫が潰す症状が発症、病原菌を攻撃する好中球を作れなくしてしまい、好中球がなくなるとちょっとした感染にも弱くなり、歯槽膿漏が一気に進んだり、おできの原因の黄色ブドウ球菌が体内で繁殖したりしてしまう。歯槽膿漏の治療をしても効果はないのだ。やっと免疫抑制剤で好中球復活したが、しかし他の免疫が弱るのでイタチごっこで抗生剤、また別の体内膿が貯まる膿瘍、太もも、精巣上体とモグラ叩きゲームのようだ。対症療法では原因の胸腺は見つけられず、歯槽膿漏を調べても好中球減少はわからなかった。
総合診療科が必要だと切に思う。これまでもドラマでは時々あった。「踊るドクター」東山紀之主演、アメリカの医療ドラマ「ハウス」そして、今シーズン 松本潤主演の「19番目のカルテ」第一回目の繊維筋痛症は静かにハラハラしてみていた。
繰り返すが、総合診療科が必要だと切に思う。その名前の診療科がある病院は少ない。見つからない。

Diary:朝起きたらベッドから落ちて硬い床で寝てた。笑 まったく記憶にない。一度もトイレに起きてなくて、スマートウォッチの記録だと5時間の深い眠り。最近だとそんなことなかった。それにしても全く記憶にないぞ。寝落ちにも程がある。なにかビョーキ?寄る年波だね。