半蔵門御散歩雑談/ODR Pickups

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このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、台湾たまにロードレーサーの話題など、半蔵門やたまプラーザ付近を歩きながら雑談するように。

イデアの影 著:森博嗣

イデアの影 著:森博嗣【読書/映画感想】20250822

 

最近はずっと近未来のウォーカロンシリーズ(WWシリーズ、Wシリーズ)で、マガタシキの残像を顕著に含んだ作品に浸っていたが、シリーズも終了したようで、次はなにかなと楽しみにしていたところに登場したこの作品「イデアの影」。結論から理解するとシリーズ化はしにくそうであるが、でも、姿を変えて蘇ってくる可能性もあるかなとチラっと思ったり。でも、期待はしない。

WWシリーズで空想された“死”は、脳をAIに移植することにより現実の”生”から永遠に生き続けることがイメージされ、それに伴う矛盾、壁、課題などが描かれていた。「イデア」では、死は訪れるが、それは体と魂あるいは意識あるいは借り物の意識etc. の話として描かれている(まだ読み込めていないかもしれない)主人公の周囲の人間、男性たちはどことなく影も薄くすぐ亡くなってしまうし、他の登場人物も捉えどころのない感じで、キャラクターの印象が残っていないのだが、その分、自分で考えるところが多いのかもしれない。でも、それで思うのだが、自分で考える力がもしかして落ちている?と怖い感触。それはまずいよ。もっと考える力を研ぎすまさなければいけないぞ。