【つれづれ】20161031 あれはそうか、ハロウィンだったのだ
子供の頃、10月の終わり頃になると、父方の祖母から怖い話を聞かされました。
「A村のXXちゃんは、おっかさん(おかあさん)が亡くなって、おとうが新しいおっかさん(奥さん)をもらったべ?他所の人(他の地方から来た人)だと(らしい)。XXちゃんは自分のコじゃねーから、かわいくねーんだべな。」
そうなの?いつも授業参観にもくるらしいし、べつにそんな感じじゃないみたいだけど?
「なんでも、カボチャをくりぬいて、顔をつくって、口からこんにゃくを出して、XXちゃんに、”おっかさんだよ〜”と脅かして、泣かせるっつーで!(泣かせるらしい)」
え〜〜そんなお化けみたいなことをするの?XXちゃん大丈夫かね?
「おめーが助けにいっちゃーどーだ?」
いや〜できない
「継母はおっかねーやいな(怖いね)。おめーもかーちゃん大事にしろい(しなさい)」
子供心に、継母は、少女漫画でもよく出て来ていたイジメのパターンであったし、カボチャをくり抜いた顔は、外国の映像ででてくるお化けと認識していたし、こんにゃくはぬるぬるした気持ちの悪い食べ物で、それはもう、布団を被ってしまいたくなるほどの、怖い想像をしていましたので、今でも覚えています。
でも、今にして思えば、A村のXXちゃんの新しいおっかさん(お母さん)は、外人さんでした。当時は、その意識すらなかったのですが、色の白いブラウンの髪のかっこいいお母さん。赤いカボチャは、ハロウィンのジャックオーランタンでしょう。祖母は実際は見ていないので人づてですし、おそらく家にいっただれかが、それを見て、想像したこと。だって、実際、XXちゃんからは、そんな話を聞いたこともないし、いつも楽しそうに、新しいおっかさんと手をつないで仲良く過ごしていましたモノ。。。。
今年もハロウィンで街が賑わいそうです。楽しく過ごせますように。