【ODRピックアップ/半蔵門ビジネストーク】20161101 回避可能な泣きっ面
トラブルが一つ起こると、別のトラブルが思いも寄らないところで発生するなんてことありませんか?
- 出かけにシャツのボタンが取れてしまい、付けるのに手間取ったあと、入り口にあった月曜だしのゴミを捨て忘れたとか。
- せっかく早めに家を出たのに、電車トラブルで遅れた通勤電車。満員の中、前の席が空いたので座ったところ、ウトウト。ハッと気がつくと降りる駅なのに目の前は人で一杯で降りられず結局遅刻。
- 取引先からの電話に出られず折り返すもすれ違い。夕方に「装置が壊れた」と連絡があるも、手遅れで復旧できず。
- 「復旧できなかったんだって?」との噂が駆け回り、信頼感がやや崩壊の兆し。「そういえば、最近提案が少ないね」などと、思わぬ二次災害。
- そんなことを言われたことで後手後手の対応をしているうちに、別のトラブルが起きるが「うちの担当でない」と消極的にしていると結局取引先の不利益に。
その不利益はウチの不利益に繋がる兆しじゃないか?
シンクロニシティとはちょっと違う。
例えば、A社との契約終了。
少し精神的なダメージもあるところへ、当社とは無関係な、
B社内での法律トラブル。
C社内でのIT事故。
D社内でのサーバートラブル。。。。
A以外は、直接関係のない兆しに過ぎないことですが、なんだか、いやな予感を感じ取ることがあります。実は、A社の件がなければ、いろいろと予測できて、先回りして先手を打ち、対策したり回避を手伝ったりすることができたかもしれません。
「泣きっ面に蜂」的なことは、よく起こります。ことわざになっているくらい。
たぶん根拠があるのです。
一つの事件がダメージとなり、気配りがおろそかになり、対応や対策、回避策が手薄になったり遅れたり、普段なら回避や処置できたであろうことが、発生してしまう。
凹まず、恨まず、落ち込まず。
淡々と、いつものようにこなしていく。
そんな風に行きましょう。
そんな風に生きましょう。