半蔵門御散歩雑談/ODR Pickups

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、たまにロードレーサーの話題など、半蔵門やたまプラーザ付近を歩きながら雑談するように。

【読書/映画感想】

神の呪われた子 石田衣良IWGPシリーズXIX 最新刊

神の呪われた子 石田衣良IWGPシリーズXIX 最新刊【読書/映画感想】20230927 石田衣良IWGPシリーズXIX 最新刊。これはいつもハードカバーを購入して読むことにしている。長期名作への敬意。でも読み終わると60%の価格でメルカリに流してしまうけどね。こ…

グレーテストヒットだ!

グレーテストヒットだ!【読書/映画感想】20230919 注文しておいた山下達郎の復刻アナログ「Greatest Hits! of TATSURO YAMASHITA」が届いた。ちなみに発表時に注文したので4400円だったが、到着時のAmazon価格は9000円、凄いプレミア。さっそく開…

83歳のやさしいスパイ

83歳のやさしいスパイ【読書/映画感想】20230905 最近映画でも小説でも設定が面白く感じないと観る気にも読む気にもならない。この映画は老人ホームに潜入する老人スパイの話。スペインの作品だ。依頼者は娘で監視対象はその母親、老人ホーム(聖フランシ…

ミッションインポシブルはもうインポシブルだろう

ミッションインポシブルはもうインポシブルだろう【読書/映画感想】20230810 この映画を観にいく予定だった人が風邪のためいけなくなったそうで急遽代打で見られることになった。映画館真ん中のちょっと広い肘掛けのシートは最高の座り心地。前評判でトムク…

インディジョーンズ 運命のダイヤル

インディジョーンズ 運命のダイヤル【読書/映画感想】20230802 81歳になったハリソンフォードが引退したインディを演じる最新作、かつ最終作だろう。前作は宇宙人が絡んだが今回は予告でも推測できるように「運命のダイヤル」といえば”時間”に関わるもの…

ワンピース 106巻

ワンピース 106巻【読書/映画感想】20230730 ワノ国を出てドクターベガパンクの未来島へ上陸した麦わらの一味、そしてそこにはベガパンクを消そうと派遣されたCP0がやってきた。相まみえるルフィとロブルッチ。ガープはコビーを助けに黒ひげティーチの拠点…

紛争でしたら八田まで(13)台湾ー南アフリカーアメリカ

紛争でしたら八田まで(13)台湾ー南アフリカーアメリカ【読書/映画感想】20230724 地政学と知性そしてプロレス技で警察が介入しにくい紛争を落とし所をみつけ解決する、地政学リスクコンサルタントの八田百合が、中国との関係、その成り立ちの中で自らの…

その邦題どうした?w   A Hard Days Night

その邦題どうした?w A Hard Days Night【読書/映画感想】20230628 NHKでビートルズの番組が放映された。前後編に別れ、「赤の時代」は赤盤の前半か?アメリカでの最後のライブが前半のフィナーレ。触発されてまた古いのを引っ張り出してターンテーブルへ載…

テクノポリス YMO

テクノポリス YMO【読書/映画感想】20230619 高橋幸宏氏と坂本龍一氏が立て続けに他界してラジオなどでYMOの曲が流れたせいもあるがまた古いのを引っ張り出してみた。ソリッドステートサバイバー。ところでYMOオリジナルのMVもいいけどPerfumeのコラボのテ…

Blind Faith  帰り道が分からない Can't find way my home

Blind Faith 帰り道が分からない Can't find way my home【読書/映画感想】20230603 迷走する時代前後のクラプトンの支えとなってくれたであろうスティービーウィンウッドのバンドの名作。とりわけCan't find way my homeはクラプトンの心情に合致するので…

青葉の季節はカントリーロード

青葉の季節はカントリーロード【読書/映画感想】20230528 またも発掘してきたアナログレコード、ドゥービーブラザース Toulouse Street、ジャケットは流石にボロくなってしまっているが、音質は衰えてなかった。 Wowoh-Listen to the music♪ イントロのギタ…

僕らが恋をしたのは(4)完結編 オノナツメ 

僕らが恋をしたのは(4)完結編 オノナツメ 【読書/映画感想】20230526 平均年齢70歳のじじい4人のログハウスのある集落にやってきた美女、その5人の物語の第4巻完結編。キザさん、ドク、教授、大将。そしてやってきた美女は元女優ということだけはわ…

君が見たのは誰の夢? 森博嗣 WWシリーズ

君が見たのは誰の夢? 森博嗣 WWシリーズ【読書/映画感想】20230524 Amazonの書評感想を見てネタバレを書いてはいけないと再認識したので今回は感想少な目。というか何も書けんぞ?w オビにあるように、ロジが未知のウイルスに感染したというエピソードから…

ゲームスターズ(2)GAME STARS オノナツメ

ゲームスターズ(2)GAME STARS オノナツメ【読書/映画感想】20230503 新作シリーズの第二巻。第一作で巻き込まれた殺人事件がらみで若い探偵の手伝いをすることになったホテルドアマンと大富豪。それぞれの特殊能力を活かして事件解決に臨む テレビに出て…

BADON(7) オノナツメ 

BADON(7) オノナツメ 【読書/映画感想】20230425 ACCAシリーズのスピンアウト 首都バードンでアッカラ出身の前科持ち中年が高級タバコベンチャーで再起を目指す物語。しかし如何せんヤッカラ区出身の輩(やから)たち、平穏な日常が過去からのしがらみで掻…

紛争でしたら八田まで(12)

紛争でしたら八田まで(12)【読書/映画感想】20230418 11巻のカラフルな表紙から白バックに戻った。こちらのほうがやはりしっくりくる。 今巻の舞台は、永世中立国のスイス。信頼あるホテルで行われている疑いのある違法な安楽死の噂から八田百合が依頼…

植物は王者だ、いや秩序かも

植物は王者だ、いや秩序かも【読書/映画感想】20230118 新年のNHKいい番組やってた。 www.nhk.jp 進化をテーマとして、例えばキャベツは食べられると苦味を出すように進化し、昆虫から自分を守る。しかし、昆虫もその苦味を消すように進化する。するとさら…

僕らが恋をしたのは(3)オノナツメ

僕らが恋をしたのは(3)オノナツメ【読書/映画感想】20221128 平均年齢70歳のじじい4人のログハウスのある集落にやってきた美女、その5人の物語の第3巻。気がつけば自分もこのジジイたちと同じ年代になりつつある。キザさん、ドク、教授、大将、どれ…

紛争でしたら八田まで(11)

紛争でしたら八田まで(11)【読書/映画感想】20221127 10巻までは表示の背景が白だったが11巻はカラフルに。意図あり? 舞台は、ゲリラとの闘争から立ち直ったコロンビアで、地域開発を妨げる残党のゲリラの調査とプロジェクトを進めるための提案に向か…

武漢コンフィデンシャル 手嶋龍一

武漢コンフィデンシャル 手嶋龍一【読書/映画感想】20221117 いつもながらよくできている。武漢から発生した新型コロナウィルスとその後今までにも至る地球規模のパンデミックの”もしかすると”そうなのかもしれないバックグラウンド、陰謀、歴史、ウィルス…

野性の呼び声 バックとソーントン

野性の呼び声 バックとソーントン【読書/映画感想】20221016 ペットとして飼われた賢く、優しい大型犬がある日拐われ売り飛ばされ郵便配達の犬ぞり犬となるがまた売られてしまう。今度はゴールドラッシュの犬ぞりとなるがひどい飼い主でそこから助け出され…

ペットショップ無惨 池袋ウェストゲートパークXⅤⅢ 石田衣良

ペットショップ無惨 池袋ウェストゲートパークXⅤⅢ 石田衣良【読書/映画感想】20220928 石田衣良氏のIWGPシリーズの最新刊18巻。 常盤台ヤングケアラー 未成年ケアラーの辛い抜け出せない地獄のような境遇に付け入る売春組織に向かうマコトとGボーイズ。 …

ZOKU 森博嗣

ZOKU 森博嗣【読書/映画感想】20220927 2004年の森博嗣 ノベルズ ZOKUは「族」、最初は「暴音族」が密かに仕掛けた僅かなノイズ。それが少しだけ誰かに被害をもたらすが法律上は問題なくちょっとの話題で終わる。次は「暴振族」、同じような微妙な振動でち…

BADON(6)オノナツメ

BADON(6)オノナツメ【読書/映画感想】20220913 ACCA13区監察課に登場したドーワー王国のバードンを舞台にした物語の第6巻。 BADON(5) - 半蔵門御散歩雑談/ODR Pickups BADON(4) - 半蔵門御散歩雑談/ODR Pickups BADON(3) - 半蔵門御散歩雑談/OD…

GAME STARS   オノナツメ

GAME STARS オノナツメ【読書/映画感想】20220908 高級ホテルに住む初老の男と初老のドアマン、彼らはそれぞれ、嘘を見抜ける力と相手に意図しない行動をさせる能力を持つ。ホテル住人が殺された事件に巻き込まれその能力を活かして事件に関わっていくが、…

紛争でしたら八田まで(10)

紛争でしたら八田まで(10)【読書/映画感想】20220907 ロシアウクライナ戦争にしても、中国拡大路線にしても、地政学的理解、解釈、分析がますます必要な時代になっている。今まさに最適なシリーズ。 本巻のストーリーは、 他民族を受け入れてきたフラン…

喜嶋先生の静かな世界

喜嶋先生の静かな世界【読書/映画感想】20220530 おそらく著者:森博嗣氏の院生時代の体験を元に書かれている自伝的小説。学部生時代から修士、院生になる間に出会った師匠的研究者 喜嶋先生とのエピソードを通して、科学の民主主義的な魅力、研究生活の魅…

僕らが恋をしたのは(2)オノナツメ

僕らが恋をしたのは(2)オノナツメ【読書/映画感想】20220529 平均年齢70歳のじじい4人のログハウスのある集落にやってきた美女、その5人の物語の第2巻。気がつけば自分もこのジジイたちと同じ年代になりつつある。キザさん、ドク、教授、大将、どれ…

紛争でしたら八田まで(9)

紛争でしたら八田まで(9)【読書/映画感想】20220517 地政学のノウハウと紛争解決のノウハウ(知性とチセイと力技=主にプロレス技)を武器に世界各地の紛争を解決に導くプロ八田百合。決して正義を追求するのではなく、落とし所を探して持続可能な解決を…

今更ハルキ

今更ハルキ【読書/映画感想】20220515 村上春樹氏の作品は、時代的にはほぼリアルタイム世代だったにも関わらず還暦近くなるまで読まなかった。理由は特にはない。村上龍氏作品は読んだのに。なぜかは今でもやっぱり不明だがいつだったか一度読み始めて「こ…