半蔵門御散歩雑談/ODR Pickups

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、台湾たまにロードレーサーの話題など、半蔵門やたまプラーザ付近を歩きながら雑談するように。

THE GAMESTERS(3)オノナツメ

THE GAMESTERS(3)オノナツメ【映画/読書感想】20231202

 

人間の”心”に関する能力を持つ超能力者たちの謎の素性、これまでの人生。同じ作者の別作品「LADY AND OLDMAN」にも似た設定で、「LADY〜」では薬の実験の影響で不老不死の力を得た100歳越えの見た目若者とバイクを駆るジャジャ馬女子の物語だったが、今作は、傭兵をリタイヤした初老の男性と、経歴不明な富豪の男性、情熱あふれる探偵、別の能力者女史、かれらが暮らす高級アパートのドアマン(傭兵リタイヤ男性)が主人公。今後巻き込まれるであろう危ない事件はまだ全容を見せない。

 

登場人物たちの持つ「嘘だけを見抜く力」、「相手に思ったことと反対のことを実行させる力」、非常に限定的な力だが、それができれば、少なくとも危険は回避していける。心を読めてもそれが嘘なら被害を被るかもしれないので、扱いはデリケートだ。強力な肉体的パワーや空を飛んだり高速で移動したり、体が変形したりするようなパワーでないからこそ、その辺にもいそうな能力者たち。

 

超能力がない普通の人間、例えば自分でも、言葉尻や修飾語、目線や言い回し、繰り返す意味のないフレーズで、その真偽性は見抜けるようになってきたかもしれない。ちゃんとこちらの話を聞いていないときの受け答え、実際に後悔しているかどうか、また同じようなことをやりそうな対応は、今さらになってわかる。発言によって誘導していくのも会話能力でいけそうな気もする。

しかしもう自分も引退間近、深く追求するようなことはないが、もしかすると、話に立ち合い、本心を探るなんてことはできるかもしれない。

 

ちなみに”Gamesters”は「賭博師たち」と訳す。まだそのタイトルの意味が表すストーリーには触れていない。