半蔵門御散歩雑談/ODR Pickups

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、台湾たまにロードレーサーの話題など、半蔵門やたまプラーザ付近を歩きながら雑談するように。

「最後の1mmの瞬間」はあったのだ

「最後の1mmの瞬間」はあったのだ【御散歩雑談】20221216

 

「最後の1瞬まであきらめないで」というのは昔からスポーツや仕事でも使われている表現だ。ただそれは文字通りではなく、実際には比喩的な表現の一種としてだろう。スポーツなら、一瞬の1mmは肉眼では見極められないし、ビデオ判定でも適切な角度から精度1mmを映し出せなければ判定は公平にならなかった。ひねくれた味方だが、「最後の一瞬」で判定はできていないだろうと。

先日のサッカーワールドカップ、カタール大会での、日本ースペイン戦の日本2点目は物議を醸した。ゴールラインを割ったと思われたボールは、水平角度からではライン外だったが、VARシステムによる90度の上からの映像ではボール外周が1mmの精度でライン上にありその後の得点が有効となって日本が決勝トーナメントに進出することになった。それ以外のゲームでも微妙なオフサイドを判定したVARシステムは「最後の一瞬」を比喩的な意味ではなく実際に起こって判別できることを証明したのだった。

最後まであきらめない。”この瞬間”が訪れることを、それを映像で捉えられることが世界が見ている目の前で確認された。だから、みんな!最後の一瞬前に諦めたことも確認できることになったぞ!本気で最後の一瞬まで追い続けないといけないぞ!

ある意味、キビシーぞ。