被る未来【たまプラビジネス余談放談】20240117
用意はいいかい?アップルのデバイス「Apple Vision Pro」のプロモーション映像は、映画でいろいろなものを被るシーンが集められたものだ。科学者が実験用のゴーグルをかける、ルークスカイウォーカーがヘルメットを被る、アントマンのマスク、アイアンマンのヘッドマスク、ドクがグラスを、そして、最後に女性が「Apple Vision Pro」をかけると、部屋の空間にアイコンメニューが浮かび上がる。
マン・マシン・インターフェースはずっと進化、変化を遂げてきた。今でも、PCモニタ画面に、KB、マウスは健在だが、音声認識で入力はできるし、iPhoneの登場はプチプチ打ち込む操作においてタッチしてスライドさせることを当たり前にさせた。
”被ったデバイス”から見える空間に浮かぶアイコンは、音声で操作できるだろうし、首を振ればスライドさせられるだろう。クリックはティック音でいけるのかもしれない。ゴーグルを被って人前で過ごすことに違和感がなくなるかがいつになるのかは不明だが、既にあるメガネ型デバイスでも似たようなことはできる。その形が実用になるなら使ってみたい。没入感はやっぱりゴーグルだろう。
用途は、日常の暮らしというより、ゲーム、勉強、仕事、会議などのコミュニケーション、バーチャル旅行、ショッピングなどか。マッチングアプリなど、実際に会う前にゴーグルのヴィジョンでリアリティを持ってコミュニケーションが取れれば、いろいろ確認できそうだけど。
ただね。街中でみんな普通にゴーグル被って暮らす世界は、まだ、まだね、受け入れられない感覚がある。メガネ型で止まって欲しい。イヤホンでハンズフリーで一人で話しながら歩いてくる人には未だギョッとするので。