【ODRピックアップ】20141021 やがてコインは電子のポイントになるだろうか
10まで数えられるようになったころ、祖父がお年玉をくれる時に面白がってこう聞いた。
「お年玉をあげような。白い銭1つと赤い銭5つとどっちがいい?」
1より5のほうが大きいことをマスターしたばかりの私は嬉々として答える。
「赤い銭5つ!!」
「そうかそうか。数が勘定できてエラいな」
白い銭は100円玉。赤い銭は10円玉。
微笑ましい祖父と孫の会話。。。いえ!祖父はトンでもない人物でした。が、それはまた別の機会に。
最近財布の中に小銭が少ないんです。それはスーパーで買い物をする時にクレジットカードを使うようになったこと、よくいく珈琲店とコンビニでの買い物の各店で発行するチャージできるカードで支払うようになったことが主な理由です。
カードを作ったのはもう随分前でした。チャージしないと使えないのは実は使わない理由でもありました。先日、いつもの珈琲店で「チャージするとポイントが溜まり、珈琲が20円引きになりますよ」と言われ、「じゃあお願いします」と初めてチャージしてからは、行くたびにチャージ。いつも1000円しかチャージしないので結局次回はチャージが必要となりました。やり始めるとこれが便利。小銭を探さなくていいのは結構楽チンです。これはいい!と、コンビニでも同じようにチャージして、支払うパターンにしたので、徐々に小銭が財布にないことが多くなっています。
ところで、こうしたチャージ型のポイントカードの場合の会計処理はどうなっているのでしょう。
各種経費を電子マネーで支払ったときの経理処理 | エヌ・ジェイ出版販売株式会社
http://www.njh.co.jp/magazine_topics1/at1/
企業の場合は、切手を買ってあとで使用するのと同じように、貯蔵品として計上され、使用時に、購入したものになりますね。(個人の場合はもちろん関係ありません)
発行する企業側では、チャージ時点で現金/仮受金として計上時、使用された時点で仮受金/売上に計上することになります。
http://www.otasuke.ne.jp/modules/xhnewbb/viewtopic.php?topic_id=12051
何にせよ、じゃらじゃらの小銭が財布から消えていくのはいいことですが、でもやっぱり難点はカードが増えすぎること。珈琲ショップカード、コンビニ、スポーツジム、クレジットカードも会社用、個人用、家計用。。。財布が太り始めた。。
ところで、こんなカードがもうすぐ登場するらしい。
たった1枚のプラスチックになんと20枚ものカード情報が入れられて、しかも超セキュア!そんな夢の様なカード「Plastc」が登場! - Spotry.me
http://spotry.me/2014/news-plastc-want-to-replace-entire-wallet-with-single-card/
複数のカード情報を1枚のカードに登録できて、切り替えて使用、既存の読み取りデバイスで使用できるので、認可されればすぐに使えそうです。
それにしても、これでコインは段々と流通から消えていくのでしょうか。ギザ10はやっぱり大事に保存しておこう。。。