【ODRピックアップ】20150601 ハートに灯をつけて
先日マレーシアに出張してショックを受けたのは、2年前にみんなBlackberryを使っていたマレーシア政府の人たちが殆どiPhoneに変わっていたこと。Blackberryは配布されているらしいですが、個人ではみんなiPhoneを購入しているようです。あとはもうインドネシアとアラブの一部くらいしかBlackberry主流はないのでは?頼みの綱はオバマ米国大統領だけw
私の周りでも利用者は取引先の社長1名、先日12周年パーティーを開催したコンサルタント1名、私。。3名?せっかくのBlackberryメッセンジャーも 役にたっていません。docomoも既に取り扱い中止、リサーチインモーション(現在はBlackberry社)も日本撤退。いったいどうしてこんなことになったのか?
ちなみにdocomoはついにブラックベリーインターネットサービスの終了を発表。2017年3月31日までだそうです。。。涙
2007年iPhoneが発売されたニュースを、Blackberry社の創業者は、「理解しがたかった」といいます。それは、フルタッチスクリーンではなく、自分たちが最重要としてきた安全で効率的なネットワークのシステムからはかけ離れた、ブラウザで動画も含むヘビーなコンテンツを遅い第二世代ネットワークで、しかも端末のバッテリーは8時間しかもたない製品だったからです。
しかも、AT&Tが自分たちには許さなかったのに、「ネットワークがつぶれる」かもしれない超リッチなコンテンツを「一般ユーザー」に利用させることに同意したのです。「多分だめになる」と考えていたのに、利用者はその「フルスクリーンのフルタッチのインターフェース」とパソコンと同じコンテンツのほうにときめき、心に灯がついてしまったのです。
実際、Blackberryが物理フルキーボードでなければ、iPhoneにしたい。もしくは、iPhoneよ、物理フルキー採用して!!
「RIMは理解できない相手(アップル)に直面していた」
こういうのがイノベーションの起こった証拠なのかもしれないですね。
その意味で、
一日1回充電が必要なApple Watchも、
USBが一個しかないMacbookも、
「理解されていない」ように言われているとこを見ると、予想しえない先駆的なプロダクトなのかも。
ワクワクしたい、人間だもの(みつお?)